お家にジェルくん ページ21
「どうしたの?大きな声出して」
あの後、私は自分の席に座り、支度をしていたところ、さとみくんに話しかけられた
『いや、ジェル先輩がとっても失礼だったので』
「あー、もうジェルと会ったんだー、行動はえーな」
はぁ、とため息をつきつつ、自分の席に座る
てかお前のせいだからな、その口塞いでやろうか
まったく…この学校に来て1ヶ月もたってないと言うのに、毎日毎日疲れる
まぁ、大体は隣の奴とその友達のせいだけど…
キーンコーンカーンコーン
あっという間に放課後
今日は部活も委員会もないので、るんるん気分でお家に帰った
『ただいまー』
と、自宅へ入ると、話し声が聞こえる
1人は母親で、もう1人は聞き覚えのある声だった
ガチャ
『お母さーん、誰とはな、し……』
私がリビングで見た光景…それは…
私のお母さんと、仲良さげに話している、今日衝撃的な出会いをしたジェル先輩がいた
え…なんでジェル先輩いるの…?
というか、よく入れたね?ちょっと危機感無さすぎない…?
というか、なんで仲良くなってんの…?
え…?
私がこの状況に理解出来ずにいると
「あっ、Aちゃん!」
しれっと名前呼びになってる!
「あらー、Aおかえりなさい、今ジェルくんとお話してたのよ〜、いい子よねこの子、なになに彼氏?ちょっと転校したばかりじゃない、早いわよ〜」
お母さんは、相変わらず1人で会話を進めてる…
『彼氏なわけないでしょ!誰が、こんな人彼氏にするもんですか!』
「え、俺達付き合ってないの?」
『嘘やめて、信じちゃうからうちのお母さん』
「あらあら、青春ねー」
『青春のせの字もないわ!』
「Aのことよろしくね〜」
「任せてください!Aちゃんのことは俺が!」
『なんでそういう話になってんの!おかしいでしょ!ジェル先輩も嘘つくのやめて!』
すると、ジェル先輩はいきなり立ち上がり
「じゃあ、部屋行こうか(イケボ)」
『はっ!?え、ちょ』
「あらあら〜、私は、お邪魔かしら〜、買い物でも行こうかしらね〜」
『待って、お母さん!違うから!そういう関係じゃないから!』
私の抵抗は虚しく…ジェル先輩に引っ張られながらお部屋に連れていかれました
なんでジェル先輩私の部屋知ってんの…?
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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時