委員会 ページ15
何やかんや、今日もつまんない授業を乗り越えて、放課後、また私は担任に呼び出されてしまった
今度は何を言われるのだろうか…
「雨宮さん、この学校委員会は全員入ることになっているの、だから、雨宮さんも決めてね」
『はい、分かりました』
「明日までね」
『分かりま…ん!?!?』
と言って、担任またの名をせっかち先生は歩き出してしまった。呼び止めようと思ったが、その姿はもう見えず…
歩きまで早いのかよあの先生…
というか、またあの先生の罠にハマってしまった…
不覚…
とりあえず、私は委員会を教えてもらうためにさとみくんの元へ向かったが、彼の姿は見えず…
仕方なく、次に仲良いと思ってる、るぅとくんを探したが、彼もいない…
となると、後は
「あれ?Aちゃん?」
『アッ、ナナモリセンパイコンニチハ』
そう、この組長しかいないわけです…
ガシッ
と、私は頭を掴まれた何故か
『エ、ナンデ』
「いや?Aちゃんが組長って言った気がして間違いだったかな?」
正解だよ、なんでわかんだよテレパシーかよ
「うーん、何となく?」
『エッ』
あれ、私は確かに心のなかで言ったはず…
何故だ何故わかった…まさか超能りょ
ガシッ
「全部声に出てるから」
『アッハイ』
そんな茶番は置いといて、茶番じゃないけど
とにかく、頼れる人がこの人しかいないんだよ…
「委員会ねー…うーん…」
私は、事情を説明しなーくんにおすすめの委員会を教えてもらうことにした
「じゃあ、保健委員やろうよ!」
『どーせ、なーくんがいるんでしょ』
「あれ、俺保健委員ってこと言ったっけ」
ホラー、なーくんのことだから自分の委員会を進めると思ったー
嫌なんだよ!監視されるのは!
『他のがいいです』
「うーん、じゃあ、図書委員は?るぅとくんいるし、あ、なんなら広報委員とかさとみくんやってるよー、あ、でも美化委員もなー」
『うーん、放送委員とかないんですか?』
「あるけど、やめた方がいいよ、やばいやついるから」
『えー、じゃあ、風紀委員とか…』
「あー、風紀委員…うーん」
風紀委員といった瞬間悩みだした、なーくん
え?何で?そんなやばいやつでもいるの?
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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時