海の男 (ページ28)

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奪ってでも手に入れる。ページ28

ジ「悪いが提督。Aはあげない。Aは俺が攫ってく。…そう俺が決めた。」

ジャックはそう言うとAを担ぐ。

ジ「お前まだ偏食治ってないのかよ!?軽くないか!?」

そう叫びながら海へと飛び込んで行った。

ノ「で、どうする!?また海に連れ戻されるだけだぞ!?」

ノリントンは沖の方を見る。するとそこにはブラック･パール号が待っており、ジャックはそれを目指し泳いでいた。Aは海の波に流されているが、ジャックが手を引っ張っており、その後は自分で泳いでいた。

「どうします？閣下。」

ノ「…正義のためにはたまには海賊の力を借りなければいけない時もある。ならば海賊も正義になりうる時があるかもしれない。」

ノ「……Aｯ!!」ボソッ

そして、ブラック･パール号はまた新たな旅を始めるために水平線へと向かっていった。

〜作者からの一言〜
1が終わりました!!やった〜!!ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!!たくさんのお気に入り登録嬉しい限りです!!次回は2に入ろうと思っています!!よかったらそちらの方を読んで頂けたら嬉しいです!!