猿の名前は？ ページ14
Aも少し経ってからインターセプター号へと向かった。
ジャックを探そうとも思ったが、第一どこで気絶しているのかAは知らない。分からないものを短時間で探すのは不可能だと判断したAはインターセプター号へと向かったのだ。
A「(…あの島から脱出できたんだ。どうにかなるだろ。)」
心の中では結構他人事だった。いや実際他人なのだが。
無事Aはインターセプター号に乗り。出航する。
しばらくすると、後ろからブラックパール号が追いかけきた。
なんとか逃げようとはするが、相手はあのブラックパール号。逃げ切れるはずがない。
ブラックパール号に追いつかれ、ドンドンとブラックパール号の船員達がインターセプター号へと入ってくる。Aは向かってくる敵を倒していくが、自らは倒しにいかない。理由は単純めんどくさいからだ。
きた敵を倒していくと、ジャックがインターセプター号へと入ってきた。
A「…しぶとすぎたろ。さすがに。」
ジャックのしぶとさに流石に引いたA。
エ「…A!!」
エリザベスがこちらにくる。どうやら倒すのを手伝って欲しいみたいだ。
A「はいはーい。」
気ダルげに返事をして、着々とエリザベスに向かってくる敵を倒す。
するとジャックがこちらに向かってくる。
ジ「メダルはどこだ。」
エリザベスに問いかける。
エ「誰がっ!…愛しの彼はどこ？」
思い出した様にどこかに行ってしまうエリザベス。
するとAは猿がメダルを持っていることに気づき、そのすぐ後にジャックもそれに気づく。
ジャックはすぐに猿から奪い取ろうとするが、すばしっこく逃げられてしまう。
バ「ありがとう。ジャック。」
ジ「…あぁ。良いって。」
バ「お前じゃない。この猿のことだ。」
複雑そうな顔をするジャック。Aは猿の名前を聞きクスクス笑う。
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作者名：エビチリ | 作成日時：2023年2月17日 22時
