僕の全てをあげよう。 ページ18
エ「本当だわ。ドーントレス号よ。」
ジャ「うぉ!!マジで来たな。」
いつのまにか戻ってきていたジャックも驚いている。
ドーントレス号が着き、エリザベスとAは保護されジャックは捕まる。
エ「ですが、ウィルを助けないとっ!!」
「ダメだ。もう2人とも見つかった。このままポートロイヤルへと帰る。海賊を追いかけるのはもうおしまいだ。」
エ「ウィルを見殺しにするのですか!?」
エリザベスが必死に訴えるが、意見は変わらない様子。もうウィルは裏切り者という扱いなのだろう。
エ「私を助けるためだったの!!私のせいよ!!」
A「…なら僕のせいでもあるわけだ。」
ジ「僭越ながらプロとして申し上げるが、ブラックパールとの戦いのあと排水口付近まで傾いていた、それほど速度が出るとは考えられない。」
ジ「男を上げるチャンスじゃないか」
ノ「人につくすべき軍人なんだ。」
そう言いノリントンは階段を登って行こうとする。
A「じゃあ僕につくせよ。僕のためにやってはくれないかい？」
エ/ジ「え、？/は、？」
エリザベスとジャックが同時に声を上げる。
ノ「タダ働きは難しいな。」
A「…なら｡僕の全てをあげるよ。ノリントン。」
ジ「は？冗談だろ？A」
A「冗談ではないさ。ノリントンは僕のタイプに当てはまっているしな。」
その言葉を聞くとノリントンは階段を降りてくる。
ノ「スパロウくん。死の島への航路を教えたまえ。」
ジ「…クソ。わかったよ。」
1層機嫌が悪くなったジャック。
ジ「(まぁいい。俺は海賊だ。欲しいものは奪ってでも手に入れてやるさ。)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エビチリ | 作成日時：2023年2月17日 22時
