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聡くんのことを思い出しては、あの日のことを後悔していたけど
嬉しいことはいつも突然やってくるわけで
8月に入ったある暑い日
私は部活の大会でいつもと逆方向から家に帰ったんだ
信号が青になって渡った先には
A:そう、くん？
そこには信号待ちをしているあの人の姿が
渡りきってすぐに曲がってブレーキをかけた
全く気にする素振りも見せず
ただ信号を眺めている君
A:聡くん
聡:Aさん?!
1年ぶりの君は相変わらずで
A:ふふっ ひさしぶり
聡:ひさしぶり
私にその、優しい笑顔をむけてくれた
1年振りの君の笑顔に
あのモヤモヤは君に会いたいって気持ちだったんだなって
たぶん好きだった。から、好き だと確信した
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作者名：いち | 作成日時：2018年8月5日 18時
