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とか思ったのに
結局勇気が出なくて家に帰ってきちゃった私
“風磨”と表示された画面とにらめっこしている
あぁー!もうどうにでもなれっ!!
そう思って電話のマークを押すと
風磨:なに?どうしたの?笑
すぐに出てきて、
A:……んできょう…んな…………たの?
風磨:ふはっ ごめん聞こえない
もっかい言って?
A:なんで今日あんな絡んできたの?
風磨:あー笑
なんでって好きだから
は?なんなんだこの人は
A:えーっと、大丈夫?
風磨:いや大丈夫だけど笑
信じてくれない?
A:うん
もちろんでしょ。何考えてるの
風磨:いや、いつもね、俺がLINE変える時に同じタイミングだから、もしかしたらって考えて
電話をかけちゃうようなひとことにしたら
A:私からかかってきちゃったんだ?
風磨:そうそう
そんな怒んなって
A:怒ってないよ
ただなんでだろうなって
風磨:俺が伊藤さんのこと好きなのが?
A:うん
風磨:それは伊藤さんが自分の胸に手を当てて考えればわかんじゃない?
本当にこの人はなんなんだろうか
A:ばかじゃないの
風磨:ほら、そろそろ笑うよ?笑
A:笑わないよ
風磨:さん、にー、
A:笑わないっていってるじゃんっ笑
風磨:ほらー笑
よく笑うところとか、笑い方とか可愛いし
意外と冷めてるところがギャップだったり
驚いた時の反応とかが好き。
A:え
風磨:あれ?照れてる?笑
A:照れてない!!
風磨:照れてるくせに〜笑
A:うるさい笑
風磨:俺はAのことずっと好きだから
とりあえず、俺の気持ちを知ってくれたから
1ヶ月後に返事聞かせて?
それより前でも全然いいから
A:うん、わかった
風磨:ん、じゃあ明日8時に迎えいくから
A:えぇっ?!なんでそうなるの?
風磨:じゃー明日な。おやすみ、A
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作者名:いち | 作成日時:2018年8月5日 18時