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生徒「きりーつ、れーい」
「「ありがとうございましたー」」
昼休み…
屋上には行けない、たぶんあの人が来ちゃうから
たどり着いたのは校舎裏の小さなスペース
階段に座り、風に当たっていた
ここも悪くないかも
静かで落ち着く
玲於「見っけ」
貴女「へ…」
玲於「ここに向かってるのが見えたから」
貴女「何か用?」
玲於「昨日お昼ご飯一緒に食べよって言ったじゃん」
貴女「私と一緒にいない方がいいって言った」
玲於「なんで?」
貴女「なんでって…」
玲於「宮野さんって、変わってるよね」
貴女「そうだね、普通じゃないもん」
玲於「あ」
何かに気づいたような反応をした彼は
私の頬に触れた
ザアッと2人の間を風が抜けた
玲於「…赤くなってるよ」
貴女「うん。授業中、眠かったからつねってた」
玲於「ははっ、まじか」
貴女「ねぇ、友達待ってるんじゃないの?」
玲於「俺、友達いないし。宮野さんと食べたいから」
貴女「だから…」
玲於「俺が勝手にここにいるだけだから、無視してていいよ?」
貴女「……」
この人のペースに乗せられてる
なんでだろ。今さら、頬が痛くなってきた
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佐野冬美(プロフ) - 美紀さん» いつもコメントありがとうございます!まだまだ暑さ続いてますね(汗)お互い気をつけていきましょう!! (2019年9月3日 21時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年9月3日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2019年8月30日 22時