検索窓
今日:7 hit、昨日:5 hit、合計:34,716 hit

.30 ページ30

−玲於 side−


玲於「……」



廉「……」



茉白「……」



なんで誰も喋らねーの



廉「…あのさ」



玲於「…なに」



廉「お前がいなくなった理由ちゃんと聞きたいんだけど」



玲於「うん、ちゃんと話すよ。俺もお前に聞きたいことあるし」



今日は茉白の家で話すことになった

久々に入る茉白の部屋


懐かしいな



玲於「俺、中学の頃お前らしか友達いなくて、茉白のこと好きで付き合って、めちゃくちゃ楽しかったんだけど」



茉白「ならなんで…」



玲於「中3の夏、お前らが抱き合ってるの見た。裏切られた気分だった」



廉「なんだそれ」



茉白「抱き合ってたって?」



玲於「なに、知らないみたいな顔して。浮気してたんじゃねーの?」



茉白「してないよ!何も知らない!してない!」



玲於「廉はAちゃんと付き合ってたみたいだけど」



廉「聞いたんだ」



玲於「Aちゃんがいるのによくそんなことできたよね」



廉「いや、だから俺らそんなことしてねーよ」



茉白「玲於がいなくなった日って…」



玲於「廉の誕生日会しようって言った日だよ。俺、その日行くの遅くなって急いで行ったらお前らがそうなってるとこ見た」



茉白「それって」



廉「うん、それお前の見間違い」



玲於「はあ?」



廉「玲於がもうすぐ着くって連絡してきただろ?んで、外に迎えに行こうとしたら茉白が躓いたんだよ、受け止めたとこそう見えたんだろ」



玲於「そんないいわ…」



茉白「言い訳じゃない!」



廉「そうだよ」



玲於「廉だって、Aちゃんが」



廉「Aちゃんがいたからだろ!だから、茉白とそんなことするなんて有り得ないんだよ」



玲於「え、なに。じゃあ今まで俺の勘違いだったってこと?」



茉白「そうだよ!私だって玲於ことずっと好きだったんだよ?浮気するならもっと人選ぶし!絶対しないけど!」



廉「おい、自然にディスってんな」



何なの

今までの何だったんだよ



茉白「玲於…」



廉「…ちょっと俺、コンビニ行ってくる〜」



俺の勘違いで、こいつらを避けてたって…


勝手すぎんだろ



茉白「私は今でも玲於のこと好きだよ」



玲於「……」



ちゅっ



玲於「…っ」



茉白「大好き」



玲於「……茉白」

.31→←.29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

佐野冬美(プロフ) - 美紀さん» いつもコメントありがとうございます!まだまだ暑さ続いてますね(汗)お互い気をつけていきましょう!! (2019年9月3日 21時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年9月3日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:佐野冬美 | 作成日時:2019年8月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。