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貴女「ごめんなさい」
玲於「落ち着いた？」
貴女「うん」
久しぶりに人前で泣いたかも
玲於「Aちゃん」
貴女「はい？」
玲於「やっぱ俺がいるのって迷惑？」
貴女「それは…」
玲於「俺は一緒にいたいって思ってるよ。さっき初めて名前よんでくれたのもすげー嬉しかったし」
名前呼んだ？
覚えてない
貴女「でも」
玲於「無理にとは言わないけど、Aちゃんが過去に何があったか聞いてもいい？」
貴女「……」
玲於「Aちゃんのこともっと知りたい」
貴女「…長くなるかもしれないよ？」
玲於「うん、聞かせて」
貴女「でも、学校で話すのは」
玲於「俺んち来る？あ、バイトは？」
貴女「今日はお休みだから大丈夫」
玲於「俺んち誰もいないから！」
貴女「うん」
そして、彼の家に着いた
玲於「お茶どうぞ」
貴女「ありがとう」
玲於「ぷはぁ、生き返るう」
貴女「そうだね。…私の両親は、私が生まれてすぐ離婚したらしいの」
玲於「え？」
貴女「離婚してお母さんはちょっとおかしくなっちゃって、そんな時にいつも私のそばにいてくれたのがお兄ちゃんだった」
玲於「お兄ちゃんはいくつ離れてるの？」
貴女「私より、6歳年上」
玲於「結構離れてる」
貴女「お兄ちゃんのことが大好きだった。お母さんはずっと私のこと嫌ってて、お兄ちゃんには優しかった」
玲於「理由…あるのかな？」
貴女「わかんない。でも多分、私が何も出来ない子だったからかな。勉強もピアノも」
私の話を彼は真剣に聞いてくれている
貴女「ある日、私のせいでお兄ちゃんが死んでしまった」
玲於「へ…」
貴女「今から、ちょうど10年前かな」
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佐野冬美(プロフ) - 美紀さん» いつもコメントありがとうございます！まだまだ暑さ続いてますね(汗)お互い気をつけていきましょう！！ (2019年9月3日 21時) (
レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年9月3日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野冬美
| 作成日時：2019年8月30日 22時
