私はカレを、カレは私を (ページ42)

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茉莉「お腹すいたあ」

七瀬「やっと昼休みだね」

貴女「たべよたべよ！玲於、お弁当！」

玲於「さんきゅ！」

茉莉「なんでお弁当？」

玲於「A、泊まってたから朝一緒に作った」

七瀬「泊まってたの！？」

貴女「う、うん」

初体験から2週間

今日までにすでに2回は体験をした

もちろん、茉莉ちゃんには報告済み

七瀬「両親公認ってなるとそこまで許されるのか…」

茉莉「そういえば、玲於の両親には会ったことあるの？」

玲於「あわせたことないね」

貴女「そうだね」

玲於「会わせたくもないけど、あんな親」

貴女「ケンカでもしてるの？」

玲於「ケンカっていうか、好き放題やる親だからね。俺が一方的に避けてるだけ」

貴女「でも、挨拶くらいはしてみたいかも」

玲於「んー、会うのはいいけどほんとにめんどくさいよ？」

七瀬「玲於の両親からも公認になったら、もう結婚までも近いかもね！」

茉莉「七瀬、気が早いよ」

玲於「週末にでも行く？」

貴女「き、緊張するな」

玲於「あ、その辺は大丈夫。緊張するだけ無駄だから」

茉莉「どんな人なのか余計に気になる」

玲於「今度Aに感想聞いてみて」

貴女「な、何持っていけばいい？」

玲於「だから、気にしなくていいよ」

七瀬「Aちゃん、可愛いね」

玲於「は？可愛いのは当たり前。でも、お前が言うな！」

七瀬「うわ、痛い！」

茉莉「うわー、痛そう」

玲於「七瀬の分際で！」

七瀬「ぐえっ」

貴女「苦しそう」

玲於「七瀬のせいでもっとお腹空いた」

七瀬「なんで俺？」

貴女「2人とも席ついて！食べよ！」

玲於「うん、食べる」

茉莉「Aちゃんの言うことには従順だね」

玲於「好きだもん、可愛いもん」

七瀬「顔がひきつる」

玲於「何か言ったか、七瀬」

七瀬「玲於とAちゃんの弁当美味しそうだなーって！」

玲於「共同制作だからな。ね、A」

貴女「うん、今回はほんとに頑張ったから美味しいはず！」