私はカレを、カレは私を (ページ15)

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七瀬「ねー、帰りコンビニ寄ってこー」

茉莉「アイス買いたい！」

貴女「暑いもんね～」

コンビニにつくと、皆でアイスを選び始めた

貴女「何にしようかな」

玲於「さっぱりしたの」

七瀬「俺はー、チョコ！」

茉莉「私は、抹茶！」

貴女「ソーダ！」

玲於「あ、それ俺も食べたい」

貴女「半分する？パキってすれば、ちょうど1個ずつだし！」

玲於「そうだね、パキってしよ」

茉莉「七瀬、奢りね！」

玲於「A、外で待ってて！俺買うから」

貴女「いいの？」

玲於「いいの」

茉莉「私も外で待ってるね！」

七瀬「はいはい」

私たちは外に出た

その頃、玲於と七瀬くんの間では…

玲於「ねぇ、見た？聞いた？」

七瀬「なにが？」

玲於「パキっだって」

七瀬「言ってたね」

玲於「可愛くない？パキっだよ？」

七瀬「んーー、俺には分からない」

玲於「萌えた」

七瀬「なんなの、玲於のツボ。ていうかさ、そろそろ告れよ！」

玲於「告る…ねー」

七瀬「何に迷ってんの？Aちゃんのことがこんなに好きなんだから、迷うことないじゃん！」

玲於「まーねー」

七瀬「男からバシッといくもんだ！」

玲於「攻めるだけじゃダメだよな。1歩先に！」

七瀬「そういうこと！」

茉莉「おーい、まだー？」

七瀬「買わせてるくせになんだその態度！」

貴女「れーおー」

玲於「すぐ行く！」

茉莉「ありがとう、七瀬！」

七瀬「お待たせしました。茉莉さん」

茉莉「今度お返しするからさ！」

七瀬「絶対だよ！」

玲於「ほい、A」

貴女「ありがと～」

玲於「パキってする？」

貴女「する！」

玲於「あ、待って。袋開けるから」

貴女「せーの、パキっ」

玲於「うーわー」

貴女「はい、玲於！」

玲於「ありがとう」

茉莉「んじゃ、帰りましょうか」

七瀬「玲於、1口ちょうだい！」

玲於「だめ」

貴女「茉莉ちゃん、いる？」

茉莉「いる！私のもあげる！」

玲於「七瀬～。俺、頭おかしいかもしれない」

七瀬「それ、顔に出てるよ」

玲於「俺、どんな顔してる？」

七瀬「すっごいデレッデレな顔！」

玲於「きもいな」

七瀬「きもいね」