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そして、熱も下がり

中間テストも終わり暑くなってきた頃



七瀬「今度の花火大会行かね?」



貴女「行きたい!」



玲於「へー、あるんだ」



茉莉「今度の日曜日だよね?」



貴女「そそ!」



七瀬「4人で浴衣着てさ!青春満喫しよう!」



玲於「いいな、行く!」



茉莉「浴衣か!Aちゃん、どんなの持ってるの?」



貴女「私は、白っぽい浴衣!」



七瀬「玲於は?」



玲於「暗い色」



茉莉「抽象的すぎて分かんない」



玲於「うるせーな!」



ということで、やって来ました

花火大会!



七瀬「おぉ!可愛い!」



茉莉「でしょ?」



貴女「久しぶりに浴衣着た!」



玲於「まあまあなんじゃん?」



茉莉「素直に褒めなさいよ!」



玲於は素っ気なく言ったけど


茉莉ちゃんが来た瞬間

目が輝いてるのが分かった


私のこと全然見てなかった



七瀬「2人とも浴衣似合うね!」



茉莉「素直だね、七瀬は!」



玲於「ふんっ」



七瀬「腹減ったなあ」



貴女「あ、私なんか買ってくる!待ってて!」



七瀬「え、いいよ!って、行っちゃった…」



茉莉「なんか、様子変だった?」



玲於「花火まで何分?」



七瀬「あと、15分ぐらいかな」



玲於「それまでに連れて帰ってくるわ!」



七瀬「頼んだぞー!」



あーあ、なんでこんな気持ちになるんだろ

最近こういうのばっかり



貴女「焼きそば1つください」



玲於のことずっと目で追ってるし



貴女「たこ焼き1つください」



少し触れただけでドキドキする



貴女「りんご飴4つください」



他の女の子の話しするとモヤモヤして



貴女「かき氷1つ」



でも、優しくされると嬉しくて



貴女「わっ」



買ったものが手から落ちそうになった


パシッ



玲於「うわ、どんだけ買ってんの!」



貴女「あ、玲於…」



玲於「危なかった」



貴女「ありがとう」



玲於「後ろからAって呼んでるのに全然気づかないんだもん」



貴女「ごめん…」



玲於「花火始まるから、早く戻ろ!」



じっと玲於を見つめた



玲於「ん?なに?」



あ、分かった

なんでこんな気持ちになるのか



貴女「好き」



と言った瞬間、花火が上がった


あれ、私、今…



玲於「ごめん、聞こえなかった!なんて?」



はい、花火大会のお約束


でも、良かった…



貴女「なんでもない、戻ろ!」



玲於「そ?よし、急ぐぞ!」



そっか、私玲於のこと好きになってたんだ

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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです!笑 (2018年10月18日 20時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー!どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます! (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年9月14日 1時

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