.8 ページ8
そして、日曜日
公園へ向かうと、茉莉ちゃんと玲於はもう来ていた
茉莉「へぇ、じゃあ一人暮らしなんだ」
玲於「そ。ちゃんと自炊もしてる」
茉莉「偉いじゃん！」
玲於「まーな」
珍しく、普通に話してる
貴女「おはよう」
茉莉「今度玲於の料理食べさせてよ！」
玲於「美味しすぎてビビんなよ？」
あれ、聞こえてない
茉莉「自信満々って感じ？」
玲於「そんな感じ！」
七瀬「おっはよー！」
玲於「お、きたきた」
茉莉「あ！Aちゃん！」
貴女「おはよ」
ほんとに気づかれてない
玲於「一緒に来たの？」
七瀬「え？俺が来る前からAちゃんいたよ？」
玲於「全然気づいてない」
貴女「茉莉ちゃんと話してたからかな」
茉莉「気づかなくてごめんね！」
貴女「ううん！」
この間からなんなの、このモヤッとした感じ
七瀬「じゃ、やるか！俺だけサッカーだけど」
茉莉「バレーボールも一応持ってきた！」
玲於「バスケットボールあります！」
茉莉「じゃあ、バスケやるぞー！」
玲於「A？」
貴女「え、あ、うん！」
だめだめ、しっかりしなきゃ
玲於「ないっしゅー、やるじゃん」
茉莉「舐めないでね？」
ハイタッチをする2人を見て、またモヤッとした
茉莉「玲於もうまいね」
玲於「中学生の頃、昼休み毎日バスケやってたからな」
茉莉「ふーん」
玲於「よし、Aパス！」
なんか、疎外感ある…
茉莉「Aちゃん、ボール！」
貴女「へ……いたっ」
玲於が投げたボールが頭に当たった
玲於「お前、何やってんだよ」
貴女「ごめん…」
駆け寄ってくれた玲於が俯いていた私の顔をのぞき込んだ
玲於「大丈夫？」
貴女「うん」
玲於「ちょっと休憩するか！」
茉莉「私、やってるから休憩してきな！」
玲於「飲み物は？」
貴女「そこの自販機で買うつもり」
玲於「俺買ってくるから、座ってて」
貴女「私も行くよ！」
玲於「いいって、急にボール投げた俺も悪いし！お詫びってことで」
貴女「わかった、ありがとう」
玲於に気使わせちゃったな
七瀬「玲於ー！俺のも買ってきてー！」
玲於「絶対買わない」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 368人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです！笑 (2018年10月18日 20時) (
レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー！どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます！ (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：佐野冬美
| 作成日時：2018年9月14日 1時
