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−玲於 sideー
バスに乗って茉莉の所へ向かった
玲於「茉莉！」
茉莉「…玲於、ほんとに来てくれたんだ」
玲於「で？なんで喧嘩したの？」
茉莉「別に大したことじゃないの」
玲於「ふーん、じゃあもうそれ以上は聞かない」
茉莉「うん…」
玲於「彼氏、いい人？」
茉莉「うん！いい人だよ！」
玲於「泣かせるのに？」
茉莉「それは…私も悪いとこがあるから」
玲於「俺にしとけばいいのに」
茉莉「え？」
玲於「俺は茉莉のこと泣かせたりしない」
茉莉「ありがと、嬉しい」
こいつ、本気にしてねーな
茉莉「私、謝ってくる！うじうじしててもしょうがないよね！」
玲於「お前、うじうじするキャラじゃないじゃん？」
茉莉「どういう意味？！」
玲於「茉莉は怒るくらいがちょうどいいんだよ！」
茉莉「なーんか、元気出てきた！ほんとにありがとね！まって、玲於って今日Aちゃんと遊んでるんじゃ…」
玲於「あ、うん」
茉莉「なんでこんなとこにいるの！？」
玲於「Aが茉莉のとこに行ってあげてって言うから」
俺が来たかったのも事実だけど
茉莉「待ってくれてるなら早く戻って！」
玲於「ほんとに大丈夫？」
茉莉「うん！さっきの、俺は泣かせたりしないっての嬉しかったよ！」
玲於「そ」
茉莉「いいから、ほんとにAちゃんのとこ行って！」
玲於「わかったよ」
茉莉「またね！」
玲於「あー、最後に聞いてもいい？」
茉莉「なに？」
玲於「さっきの言葉ほんとだったらどうする？」
茉莉「……分かんない！」
茉莉は笑顔で答えた
軽く振られたみたいなもんだな、これ
玲於「そっか。じゃ、彼氏と仲直りしろよ！」
茉莉「はーい！ありがとー！」
なんだこれ、胸がチクチクする
いや、ただ傷ついてるだけか
とにかく、今はAのとこに…
玲於「うわ、バスめちゃくちゃ遅れてる」
まじかよ
Aのとこまで行くバスは…っと
この1本だけか
玲於「連絡すればいいのか」
ケータイを見ると
うわ、お約束
充電ない！
えっと、このバスに乗るってなると
最低でも1時間以上か…
走った方が早い
胸の痛みを隠すように俺はとにかく走った
そして、ようやくAといた場所まで戻ってきた
どこだ？
あ、いた
玲於「A！」
貴女「玲於！」
こんだけ待たせたのに、笑顔で俺の名前呼んでくれるのか…
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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです！笑 (2018年10月18日 20時) (
レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー！どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます！ (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野冬美
| 作成日時：2018年9月14日 1時
