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玲於「おーおー、頑張ってるねぇ」
貴女「なんですか!邪魔するなら出てってください!」
3年生になり、受験目前の私は机とにらめっこの毎日だった
玲於「せっかくコーヒー入れたのに」
貴女「ほんとですか!」
玲於「邪魔なら退散しまーす」
貴女「冗談です!すいません!」
玲於「分かればいいんだよ分かれば」
貴女「あと少しですからね。頑張らないと」
玲於「たまにこうやって癒しを提供してあげてるんだから、頑張ってもらわないとね」
貴女「分かってますよー」
玲於「なんかして欲しいことある?」
貴女「んー、これからまた頑張れるようにやる気をください!」
玲於「は?そんなんでいいの?」
貴女「はい!」
玲於「てか、何すればいい?」
貴女「えーっと、キスとか?」
あ…変なこと言った
貴女「今のは嘘です。流してくださ…んっ」
玲於「キスって言ったのAだからね」
貴女「逆に集中出来なくなります!」
玲於「わがままなやつだな!」
貴女「だから嘘って言ったじゃないですか!」
玲於「あんなこと言われたら、キスするに決まってんだろ!」
貴女「人のせいにして!」
玲於「100%お前が悪い!」
貴女「嘘って言ったのに無視するから!」
玲於「だったら簡単にキスとか言うな!」
貴女「ポロって出ただけじゃないですか!」
玲於「それくらいして欲しかったってことだろ!」
貴女「あー!もう!そうですよ!毎日キスしたいって思ってますよ!」
玲於「そりゃ、光栄だな!」
貴女「ふふっ、なんの言い合いですかこれ」
玲於「ほんとだな」
貴女「とりあえずコーヒーありがとうございます!」
玲於「ん。俺、先に寝るけどまだ続けんるんでしょ?」
貴女「はい!もう少しして寝ます!」
玲於「無理はしすぎんなよ」
貴女「はい!」
ちゅっ
玲於「おやすみ」
貴女「おやすみなさい」
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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年8月11日 3時