学校内恋愛2 －佐野玲於－ (ページ31)

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玲於「一緒に住めば、昨日みたいなこと起こらないし」

貴女「急ですね」

玲於「急に思ったから」

貴女「佐野先生は良いんですか？」

玲於「え、俺は一緒に住みたいよ？普通に」

貴女「中務先生は」

玲於「話せば分かってくれるでしょ」

貴女「学校にバレたら…」

玲於「バレない。なるようになる」

貴女「ふふっ」

玲於「なに？」

貴女「佐野先生がそう言ったら、ほんとになるようになるきがしますね」

玲於「えー、なにそれ」

貴女「分かりました、お兄ちゃんに話してみます！」

玲於「なんかあったら、俺が説明するね」

貴女「はい！」

玲於「よし、じゃあ学校行こうか。あ、帰りは一緒に帰るから待っててね」

貴女「はーい！」

玲於「嬉しそう」

貴女「嬉しいですよ！」

玲於「浮かれて、期末テストの点数落とすなよ？」

貴女「期末テスト…」

玲於「来週から！」

貴女「…やばい」

玲於「テスト前いっつもそんなんじゃない？」

貴女「テスト嫌いですからね」

玲於「好きなやついないでしょ」

貴女「2年生になって英語もっと難しくなったじゃないですか」

玲於「基本が分かってれば分かるはず」

貴女「勉強するしかない…」

玲於「一緒に住めるようになったらいつでも俺に聞けるじゃん。お前だけ特別扱いするわけにはいかないけど」

貴女「できるだけ、自分で頑張ります！」

玲於「うん」

貴女「あ、おにぎりだけ作るんでお昼食べてください！」

玲於「助かる」

貴女「明日からはお弁当作りますね！」

玲於「さすが俺の彼女」

貴女「自慢のですよ！」

玲於「厚かましいな」

貴女「それくらいがちょうどいいんです！」

玲於「何言ってんだよ」

ちゅっ

玲於「朝からいちゃつけるのはいいかも」

貴女「不意打ち、禁止です」

玲於「かわいい」

貴女「おにぎり作ってあげませんよ」

玲於「かわいいって言っただけじゃん」

貴女「バカにされてる気しかしません！」

玲於「なんでだよ！」

貴女「普段から言わないじゃないですか！」

玲於「だから貴重なんだろ！って、遅刻する！」

貴女「先に行ってください！」

玲於「バカか！一緒に行くに決まってんだろ！昨日のこと忘れたのかよ！」

貴女「バレたらどうするんですか！」

玲於「昨日のこと説明したら分かってくれるって！だから、早く準備しろ！」

貴女「分かりました！」