玲於と、1つ屋根の下

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−龍友 side−


なかなかいい物が見つからず、バスで移動することにした


車で来れば良かったな



悠衣「んー、何がいいですかね」



龍友「2人で使える物」



悠衣「んんんんーーーーー」



Aちゃんだったら、料理に使う物とかいいだろうけど


玲於は何がいいかな


あいつ洋服好きだからなー


いや、それだと2人で使える物じゃないな


真剣に考えていると、俺の肩が重くなった



悠衣「スースー」



何寝てんの



龍友「ちょっと」



悠衣「…ん」



擦り寄せてくんなよ！


ペシッ



悠衣「いて…っ」



龍友「勝手に人の肩使って寝ないでくれる？」



悠衣「すいません！気づいたら寝てました」



龍友「何なの」



悠衣「お腹空きましたねぇ」



龍友「別に」



悠衣「Aたちのプレゼント、ご飯食べてから考えましょ！頭回りません」



龍友「自分勝手だね」



悠衣「腹が減っては戦ができぬってね！」



龍友「はは、うるさい」



ほんと、訳わかんない子だ



悠衣「あ、つきました！降りますよ！」



龍友「わかってる」



悠衣「よいしょっと……わっ」



龍友「ちょっと！気をつけてよ！」



バスから降りる時にコケそうになったのを支えた



悠衣「すいません…」



龍友「はぁ、何が食べたいの。言い出したんだから決めなよ」



悠衣「ハンバーグ！」



龍友「即決。俺、この辺知らないからね。案内してね」



悠衣「任せてください！」



この子といると調子狂う

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