玲於と、1つ屋根の下

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玲於「あ、Aおかえり」



貴女「ただいま！玲於も今帰ったとこなんだ」



玲於「うん、兄ちゃんが心配だったから急いで帰ってきた」



貴女「私もだよ」



玲於「様子見に行ってみよ」



玲於と2人でそーっとお兄さんの部屋を覗いた



玲於「は？」



貴女「え？」



玲於「なんで、あいつが…兄ちゃんと手繋いで寝てんの」



龍友「ん…」



貴女「起きたかな？」



龍友「あー、玲於とAちゃんおかえり〜」



玲於「う、うん」



龍友「ｺﾎｯ…もう夜か。ずっと寝てたな」



貴女「お兄さん、手。手。」



龍友「え？…うわっ、何で繋いでんの！？ｺﾎｯ」



悠衣「…ふぁ、あ、おはようございます」



龍友「寝てる俺を襲いにでも来た？」



玲於「まじかよ。さすがに引くわ」



悠衣「違いますよ！私の手を離さなかったんじゃないですか！」



龍友「はあ？俺が？…ｸｼｭﾝｯ」



玲於「わあわあ、兄ちゃん。はい、ティッシュ」



龍友「ありがと…ｽﾞﾋﾞ」



貴女「悠衣、それほんと？」



悠衣「ほんとだよ！」



龍友「うわぁ、なんか思い出してきた」



玲於「兄ちゃん、まじか」



龍友「言っとくけど、君の手が冷たくて気持ちよかっただけだからね？勘違いしないで」



悠衣「べ、別に勘違いなんて！」



貴女「玲於、お兄さんって実はツンデレ？」



玲於「そうみたい。大発見だな」

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