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貴女「お兄さん?もうおろしてください」



龍友「お、あったあった」



貴女「あったって?」



龍友「はい、ベンチに座って」



貴女「はい?」



龍友「靴擦れしてるんでしょ?俺、絆創膏持ってるから!」



貴女「気づいてたんですか…」



龍友「うん!足引きずってるっぽかったから。気づくの遅くてごめんね?」



貴女「あ、いえそんな」



龍友「靴脱がしてもいい?」



貴女「は、はい!」



龍友「これでよし!玲於たちのところに戻ろうか」



貴女「ありがとうございます」



パシッ



玲於「いた…はぁはぁ」



貴女「玲於!急に腕つかむからびっくりした」



龍友「あれ、お店に入ってたんじゃないの?」



玲於「Aが連れて行かれたのに、呑気に店なんか入ってられるか!」



龍友「そんな怒んないでよ」



玲於「うるせぇ」



龍友「Aちゃんの靴擦れに気づいてあげなかった玲於が悪いんでしょ?」



貴女「ちょ、ちょっと…」



玲於「A、何で言わなかったんだよ」



貴女「だ、だって…」



龍友「心配させたくなかったからに決まってるじゃん。ほんと、何も分かってないね」



玲於「はぁ!?」



亜嵐「あー、いたいた!もう、玲於!勝手に走っていかないでよ!」



貴女「亜嵐くん!玲於とお兄さんをどうにかして!」



亜嵐「何かあったの?」



龍友「ていうか、こんなことで怒るとかほんとガキだね」



玲於「は、何それ」



亜嵐「この2人のケンカって珍しいね」



貴女「どうしたらいいの?!」



龍友「ま、でもAちゃんの足の手当はちゃんとしたし、早くお昼ご飯食べに行こ」



玲於「A、足は?」



貴女「絆創膏貼ってるから大丈夫だよ」



玲於「そっか…ごめん、気づかなくて」



貴女「いいよ、言わなかった私も悪いんだし」



玲於「はぁ、ほんと俺、ダメな彼氏だ」



貴女「そんなことないよ!」



龍友「玲於?行かないの?」



亜嵐「早く行こ!」



貴女「ほら、呼んでるよ。行こ?」



玲於「うん」



玲於、暗い顔だな



貴女「玲於」



玲於「ん」



ちゅっ



玲於「っ、は!?」



龍友「わ、見ちゃった」



亜嵐「Aちゃんからキスしたよね!?」



貴女「そんな顔しないでよ…。玲於は私の彼氏でしょ?ダメな彼氏かどうかは私が決めるの」



玲於「ふっ、そうかよ…」



龍友「あ、玲於の機嫌が戻った」



亜嵐「良かった良かった」

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佐野冬美(プロフ) - Raiaさん» お気遣いありがとうございます!続編予定してるんで、よろしくお願いします!! (2018年5月6日 23時) (レス) id: 8034fa35d0 (このIDを非表示/違反報告)
Raia(プロフ) - 佐野冬美さん» 無理しない程度に!!頑張ってください! (2018年5月6日 20時) (レス) id: 7a128524f2 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - Raiaさん» ありがとうございます!もっともっと頑張りますね! (2018年5月6日 13時) (レス) id: 8034fa35d0 (このIDを非表示/違反報告)
Raia(プロフ) - もっと更新してほしいです!!!待ってます!これからも頑張ってください! (2018年5月6日 8時) (レス) id: 7a128524f2 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - こもりんごさん» ありがとうございます〜!!頑張ります! (2018年4月7日 16時) (レス) id: 8034fa35d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年3月16日 18時

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