三兄弟、1つ屋根の下 (ページ3)

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貴女「よし、こんなもんかな」

服や仕事に使うものを片付けた

コンコン

貴女「あ、はい」

龍友「キリがいいとこで下に降りてきて！」

貴女「はい？」

何だろ

疑問に思いつつリビングへ行くと

亜嵐「きたきた！はい、座って！」

玲於「また隣」

貴女「ごめんなさい、私で」

玲於「嫌とは言ってない」

龍友「これから一緒に住むわけでしょ？だから、いろいろ話そうと思ってね！」

貴女「はぁ…」

亜嵐「俺ら、料理は兄ちゃんがやってるの！で、洗濯とか掃除は俺と玲於が交代してる！」

玲於「Aは料理できる？」

貴女「うん、だいたいは」

サラッと名前で呼ばれた

龍友「じゃあ、俺と交代でしよっか！」

玲於「洗濯は？女の俺らがすんの？」

貴女「あ、自分のは自分でやります」

亜嵐「よっしゃ！今日はピザとかとろうよ！お酒も買ってさ！」

玲於「兄貴、酔ってAに手出すなよ」

亜嵐「大丈夫！彼女いるのにそんなことするわけないでしょ！」

貴女「へぇ、彼女いるんですね」

亜嵐「それでもいいなら、俺のとこにカモン！」

貴女「遠慮します」

龍友「買物行こうか！ピザはその後ね！」

玲於「酒か。久しぶりじゃん！」

龍友「おお、玲於のテンションが上がった」

玲於「早く行こうぜ！ほら、Aも！」

貴女「え！？わっ、ちょっと」

無理やり手を引かれながら近くのスーパーに来た

貴女「はぁはぁ」

玲於「何にしよっかな～」

貴女「お兄さんたち置いてきちゃったけど…」

龍友「大丈夫！いるよ！」

亜嵐「んー、いろいろ飲みたいよね」

玲於「Aは？何がいい？」

貴女「私は、何でも飲めるよ」

玲於「そっか。何がいいかな。ピザなら…」

龍友「っていうか、玲於」

玲於「なに、今真剣に選んでるから邪魔しないで」

龍友「いつまで手繋いでんの？」

亜嵐「ほんとだ。玲於、抜けがけ禁止！」

玲於「何だよ、抜けがけって」

気づかなかった

ずっと手繋いだままだったんだ

玲於「Aの分、俺が選んでいい？」

貴女「う、うん。」

龍友「なーんか、玲於ずるいなあ」

亜嵐「ほんとだよ！」