佐野先生と新婚生活始めました

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貴女「凜華ちゃんってさ、ほんとにいい子だよね」



玲於「は、何急に」



貴女「急に思ったんだもん」



玲於「この間、凜華んとこに結婚したって報告したら、すげー喜んでたよ。凜華」



貴女「ほんと？直接報告したかったね」



玲於「別にいい。あいつが来たら、いっつもAのとこばっか行くし」



貴女「可愛いじゃん。凜華ちゃんみたいな子どもいたら、楽しいだろうな」



玲於「ふーん」



あれ、ニヤニヤしてる



貴女「わっ」



ひょいと抱えられた



貴女「なに、玲於」



ドサッ



貴女「ソファー？」



玲於「じゃあそろそろ、子ども作る？」



貴女「え…っ」



玲於「ん？なに？」



貴女「や、だって…」



玲於「だって？」



貴女「いや、だから」



玲於「ばか、本気にすんなよ。ばか」



貴女「あ、ばかって2回も言った」



玲於「冗談だって気づけよ」



貴女「ばか、冗談に聞こえないもん。ばか」



玲於「おい、2回も言うな」



貴女「玲於が先に言った…」



玲於「じゃあ俺が先にキスしたから、お前もしてくれんの？」



貴女「そういうわけじゃないよ」



ちゅっ



玲於「した。ほら、してよ」



貴女「いやだよ」



玲於「早く」



貴女「…っ」



するか、しないか迷っていると



玲於「もう、遅い」



貴女「んっ、…ふぁ」



玲於「お前、ほんといい顔するよな」



貴女「だって、玲於のキスが…」



あれ、いや、なんて言おうとしてるの



玲於「なに、俺のキスが？」



貴女「何でもない！そこどいてよ」



玲於「やだぁ」



貴女「も、玲於！」



玲於「やーだ」



玲於の頑固

よし、こうなったら


玲於の襟をぐっと掴んで、私の方に引き寄せた



玲於「うおっ」



ちゅっ



貴女「こ、これでいいでしょ」



玲於「合格！」



ぎゅぅぅぅ



貴女「苦しいよ」



玲於「お前が悪いの」



玲於、すごい機嫌がいい

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