佐野先生と新婚生活始めました (ページ40)

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－旭 side－

夏野旭。現在ビビってます

結莉にプロポーズをしようと思ってて

言うに言い出せず、1週間が経った

結莉「旭くん、お皿こっちに持ってきてくれる？」

旭「はい」

結莉「ありがとう」

まだ一緒には住んでない

結莉が俺んちに来てくれてる

半同棲中ってことか

指輪は買った

あとは俺の気持ちだけ

旭「あ、あのさ」

結莉「ん？」

旭「こっち来て、座って」

結莉「うん」

旭「結莉、あの…」

ﾌﾟﾙﾙﾙ

旭「って、おい！誰だよ！」

タイミング悪すぎ

旭「イケメン教師！？こいつ、殺す」

結莉「そんなに怒ること？」

旭「はい、もしもし！」

玲於「めっちゃキレてね？」

旭「誰のせいだよ！タイミング悪い！」

玲於「知るか。お前のタイミングとかいちいち気にしてらんねーよ」

旭「で、何だよ」

玲於「いや、プロポーズしたんかなって。お前、そろそろするとか言ってなかった？」

旭「今からしようと思ってたんだよ。だから、イケメン教師のタイミングが悪いって言ってんの」

玲於「あそ。じゃ、頑張れ。報告待ってる」

ブチッ

旭「ぶち切りしやがって、あの野郎」

結莉「なんの電話だったの？」

旭「いや…」

あ、でも

なんか落ち着いたかも

イケメン教師、こういうとこあるんだよな

だから気に食わねぇ

旭「結莉！」

結莉「はい？」

旭「俺と結婚してください！」

結莉「え！？」

旭「ごめん、ムードない感じで。でも、ずっと考えてた。これから、一緒に住んでずっと隣にいて欲しい」

結莉「喜んで！急でびっくりしたよ」

旭「あ！？指輪忘れた！ちょっと待ってて」

指輪が入った箱をしっかりと手に持ちもう一度結莉の前に立った

旭「改めて、結婚してください」

結莉の左手の薬指に指輪をはめた

結莉「はい！私が旭くんを幸せにします！」

旭「俺が幸せにするんだよ！」

結莉「お互いだね」

旭「だな」

クスッと2人で微笑みあって

結莉の唇に優しくキスをした