佐野先生と新婚生活始めました

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玲於「ただいまー」



貴女「おかえりなさい。玲於、疲れてるね」



玲於「うちのクラスのやつがちょっとした問題起こして。それ処理するのに疲れた」



貴女「大変だね」



玲於「ほんとに」



貴女「ご飯できてるよ」



玲於「食う」



貴女「手洗ってきてね」



玲於「あーい」



ご飯を食べ始めて5分



玲於「ごちそうさまでした」



貴女「早すぎる…」



玲於「お腹減ってたから」



貴女「すごい勢いで食べたもんね」



玲於「風呂入ってくる」



貴女「あ、うん」



玲於の顔疲れてる

んー、私にできることはないかな？


お皿を片付けて、ソファーに座りながら考えていた



玲於「どした？そんな怖い顔して」



玲於は私の隣に座った



貴女「ね、私にできることない？」



玲於「は？」



貴女「玲於にできること。いつも私が玲於に助けてもらってるし、私も玲於になにかしたいなって」



玲於「バカか」



貴女「え？」



玲於「家に帰ってきて、お前がいるだけでいいの」



貴女「でも、私はご飯作って掃除して洗濯するくらいだよ？」



玲於「そんだけで充分。あ、じゃあ1つだけ聞いて」



貴女「うん、何でもどうぞ」



玲於「俺が帰ってきたら、めっちゃ笑顔でおかえりって言って」



貴女「それいつもしてるよ」



玲於「いつもより笑顔で。そんだけで疲れて吹っ飛ぶからさ」



貴女「分かった。けど、それだけでいいの？」



玲於「いいのー」



ぎゅぅぅ



玲於「あと、いつもこうやってさせて」



貴女「うん、喜んで」

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