佐野先生、教えてください

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女子「男子のソフトも順調に勝ってるし、次は私たちの番だよ」



女子「うん、そうだね！」



女子「相手は、3年生だけど絶対負けないよ！」



貴女「が、頑張ります」



女子「頑張るぞー！」



10時を少し過ぎて、私たちの試合が始まった


時間は着々と進んでいき、残り5分を残して


30-24


私たちの方がリードしている



先輩「くっ、2年生なんかに負けてられない」



女子「結稀さん、パス！」



貴女「うん！」



先輩「させない！」



ドンっ



貴女「…っ」



先輩とぶつかり、足を捻った


そのまま試合を続け、結局私たちが勝った



女子「やった！」



女子「結稀さん、めっちゃシュート入ってたね！」



貴女「う、うん」



女子「あ、佐野先生！ちゃんと見てた？」



玲於「あー、うん。見てた。」



佐野先生？こっち見てる？



玲於「結稀、ちょっと来い」



貴女「…はい？」



佐野先生の方へ向かうと



玲於「やっぱ、足捻ったな」



貴女「こ、これくらい大丈夫です」



玲於「足引きずって歩いてんじゃん。」



佐野先生はそのまま私をひょいと抱え、お姫様抱っこをした



貴女「せ、先生！」



玲於「いいから黙ってろ。お前ら、こいつ保健室連れていくから、他のやつ出して試合して」



女子「は、はい」



女子「な、何今の…」



女子「カッコイイ〜！！」

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