【ＨＱ短編集】推しを推して何が悪い

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＊続き

菅原
「俺を騙そうなんて、十年早いべ」
『くっ、やはりスガさんは無理だったか…』
「ニシシっ」
それはもういい笑顔を浮かべて頭をワシャワシャしてくるスガさん。ちょっと悔しがるAちゃんを愛おしそうに眺めた後、二ィっと笑った。
「ま、Aが俺のこと嫌いになっても、俺がAのこと嫌いになるまではずっと、おんなじこと言い続けると思うけどな！」
『大丈夫ですそんなこと一生ないんで』
「んじゃ、俺も一生そんなことないべよ」
お互い嫌いになる事なんて一生ないんだね、きっと。

国見
「ふーん」
『も、もうちょっと反応しようよ国見ィ！！』
気怠そうに塩キャラメルを舐める国見。そんなキャラメル野郎に泣きつくAちゃん。はたから見たら温度差ありすぎてもはや夏の北海道(ん？)
「暑苦しい…」
『ひどっ！こうなったら…』
「っ！ちょ、」
Aちゃんが、光速で国見の部活用バッグを取り上げた。
『これの内ポケに塩キャラメル常備してることは知ってるんだからな！！』
「…！分かった、ごめんて。返してよ、ね？」
『うっ』
結局、国見の上目遣いに負けたAちゃんでしたとさ。

及川
「ええっ！？なんで！？ねえなんで！？及川さん悲しい！！」
『なんでって…やたらと動きが大袈裟なとことか、女の子にデレデレするとことか、暑苦しいとことか、ナルシストなとことか、』
「えっ！！ホントに俺嫌われてんの！？」
とうとうホントに嫌われる猛者が現れたのか！？ってまあ…そんなこといいつつも？
『…でも、バレーやってるときとか、なんだかんだで皆のこと信頼してるとこはカッコいいと思いますけど』
「Aちゃああああん！！！！」
ホントはちゃんと仲良しなカップルだよねって。

岩泉
「…冗談だろ」
『よくわかっ…あれ、もしかして願望ですか？』
「うっせ。やっぱ冗談だったのかよ」
え？岩ちゃんが拗ねてる…？え？？(宇宙)
『岩泉さん拗ねてます？』
「拗ねてねーわ！」

二口
「具体的にどこが？」
『え』
「俺のどこを嫌いになったわけ」
『んー…？あ、チャラいとことか…？』
「なんで疑問形w嘘ついてんの分かりやすすぎだろ」
即バレするけど軽く追い詰めてくる二口。いやぁ、性格悪いね！

黄金川
「さーせん！」
突然のスライディング土下座。それはもうかなりの迫力っすよ。なんせ土下座しててもデケェデケェ。
『いや、あの、目立つ…』
「校庭百周してお詫びします！嫌わないでください！」
『いや百周はせんで良いかな…』

＊→←＊嫌いって言ってみた

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

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今日の名言or名場面

猫又「強いスパイクを打てる方が勝つんじゃないんだ。ボールを落とした方が負けるんだ」

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