３話．帰路での会話 ページ5
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その日は短時間で帰宅となり
友人やクラスメイト達に手を振って学校を出た
キ「A！」
スマホをいじりながら歩いていると
後ろから名前を呼びながらキヨが突撃してくる
ドン！と激しい衝撃に数歩だけ前によろけた
キ「なんで先に帰るんだよ、声掛けろって」
「別に一緒に帰らなくていいじゃん」
家が近いので必然的に帰路は同じだが
何も一緒に帰ることはないだろうと眉を寄せる
キ「俺は一緒に帰りたいの！」
「はいはい」
肩に腕が回り、引き寄せられて
鬱陶しいという表情を表しながら歩いていると
？「あ、Aとキヨじゃん！」
？「やっほ〜、ナイスタイミング」
？「お前ら相変わらず仲良いなぁ！」
丁度通り過ぎようとしたコンビニから
いつもの３人が出てきてやっほー！と手を挙げた
キ「また買い食いかよ、太るぞー」
こちらに一番先に気付いたのがフジ
お菓子片手に柔らかく笑っているのがヒラ
肉まんを食べながら手を振っているのがこーすけ
ヒ「Aおかしいる？？」
「いる！」
ヒラが持っているお菓子を一つ貰って食べる
フ「２人はまたクラス同じなんでしょ？」
こ「ほんとに腐れ縁ってか純粋にすげーわ！」
この３人は別のクラスで階が違うので
中々会うことはないだろうから会話に花が咲いた
フ「まぁ、俺ら３人も同じクラスなんだけど」
ヒ「腐れ縁なのは俺たちも同じだね」
フジ、ヒラ、こーすけの３人は同じクラス
キ「お前らも相変わらずかよ」
こ「そうそう、２人とあんまり変わんねーよ」
こーすけはそう言って豪快に笑った
キ「てかさ、久しぶりに皆でゲームしねぇ？」
「私パス、この後お兄ちゃんと買い物だから」
遊びの誘いをバッサリと断り、キヨから離れる
キ「まじかよー！」
ヒ「まぁまぁ、また今度にしようよ」
すかさずヒラのフォローが入った
Aは４人が話している間に
兄から送られてきたメッセージを密かに確認する
お兄ちゃん定期検診!
小さくため息を吐いて文字を打ち込んだ
A今帰ってるよ
お兄ちゃん了解、待ってるぞ〜
月に一度の定期検診、気分が下がり肩を落とす
ヒ「A？どうしたの？」
「…なんでもないよ！」
スマホをポケットに突っ込んで無理矢理笑った
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けー(プロフ) - ああああありがとうございまずぅぅぅ！！！これからも頑張ります！！笑 (2019年1月5日 21時) (
レス) id: 4a09a3d6ad (このIDを非表示/違反報告)
故愛(プロフ) - 過去最高レベル（？）で読む事に夢中になってしまう作品でした！最後の終わり方がとても魅力的で才能を感じました(*^-^*)これからも頑張って下さい☆ (2019年1月5日 21時) (レス) id: 53529ab01b (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月16日 12時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
緋翠燗(プロフ) - 私、最近ケーキバース知って早速検索かけたんですが、初めて読んだケーキバースのお話、この小説なんです！とても面白いです！続き楽しみにしてますね！ (2018年7月25日 4時) (レス) id: a20f5a60df (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - コメントありがとうございます！これからも頑張らせていただきます！！ (2018年4月12日 21時) (レス) id: 4a09a3d6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けー | 作成日時：2018年4月8日 16時
