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月日が経つのは早いものじゃ
もう少しで半年が終わろうとしておる、、
ある夜更けの事だった、
私は母上に呼ばれていた。
「母上様、お呼びと聞き参りました。」
御簾中「嗚呼、明日で試衛館に通うのを最後にして貰いたい。」
半年近く通わせてもらえていたのだ。
だから、
「承知致しました。」
御簾中「嫁ぐまで今日を入れてあと12日。花嫁修業に精進するのだぞ。」
「はい、母上様。」
御簾中「遅くに呼び出して悪かったな。話は以上だ。ゆっくり休むが良い。」
「ではこれにて失礼致しました。」
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「山代、輿の手配を。」
山代「こんな時間にどこへ参られます。」
「試衛館じゃ!」
松江「姫さま、こんな遅くに迷惑にございますよ?」
「分かっておる。だが、今じゃなきゃダメだのだ。頼むぞ、山代、松江。」
「山代頼みたいことがある。これを試衛館まで持ってきてくれ。」
山代にお金を渡し、
松江には輿の手配を頼んだ。
理由は、、、
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私は輿に乗り試衛館に向かった。
松江「姫さま、到着致しました。」
私は近藤殿の元へ向かった。
扉を「コン、コン」と2、3回ノックした。
近藤「はーい。どちら様で、、」
近藤さんは寝ぼけしている様だった。
「近藤さん、私です。Aに御座いまする。」
近藤「エッAちゃんこんな時間にどうしたの?!」
「申し訳ございませぬ。お話したき大切な議がございまする…」
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椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします! (2019年4月7日 0時) (レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです!更新応援してます! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年7月5日 19時