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「 あぁぁぁぁあ! 」
裕太 「 なぁ廊下まで声響いてたで? 」
「 裕太くん 、、、 」
裕太 「 どうしたん。作業進まんの? 」
いや、そうじゃない
「 そっちの話ちゃうねん 」
裕太 「 話ぐらい聞くで? 」
これを裕太くんに話すかどうか。
いや、確かにGENEメンの中では一番仲いいと思う
けど、裕太くんからしたら登坂さんは先輩な訳で、
貴方の先輩のこと好きになっちゃったっ!テヘッ
なんて、言っていいのか、、、
裕太 「 なぁ 俺焦らされてんの? 」
「 あ、そうじゃなくて。····· これ、誰にも言っちゃダメだよ? 」
もう腹を括ろう
裕太 「 はぁあぁぁぁ!?!? 」
「 しぃー!!!し!うるさい! 」
こうなると思ったよ、、、
裕太 「 うわぁ、そうかそうかぁ。」
「 何。なんだよ、」
裕太 「 口悪いぞAちゃん 」
やっぱり言わなきゃ良かった
「 仕事に支障出るぅ、やだぁ 」
あの日から一向に進まない作業。
デザイン用紙は真っ白けっけ
裕太 「 まぁ恋愛はそんなもんよ。聞く限りは脈アリやけどな 」
「 そういうこと言わないで。調子乗っちゃうから。
」
裕太 「 調子乗ってなんぼやろ 」
「 ちーがーうーのー 」
裕太 「 なんなん、よー分からんなぁ 」
裕太くんには女の子の気持ちなんて分からないんだ!ふん!
と、怒って見せれば
裕太 「 嘘やん、ごめんな 」
私に甘い裕太くん
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作者名:春 | 作成日時:2021年3月24日 23時