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「 おはようございまーす 」



いつも通り会社に出社すると。




「いやいやいや、お前今日から異動だからな!?なにこっち来ちゃってんの!?馬鹿なの!? 」




私の顔を見るなり顔面真っ青で叫ぶ人は上司の新垣さん。




「 えっ、今日からだっけ。明日だと思ってました··· 」





新垣 「 LDHの衣装作りだあって喜んでただろ。忘れんなよ 笑 」




新垣さんは入社してからずっとお世話になってきた人で、

どんな人にも平等に優しく接し、他人を笑わせてくれる。




「 そうだった···· 」




新垣 「 立ってねぇではやく行けよ!笑 」




この会社に出社することは身体が覚えていたから、

異動だと分かっていてもここに来てしまうのはなんとなく想像出来てしまう。





「 あっそっか。じゃっ!行ってきます! 」





この会社はビックリするくらいホワイトで、

居心地のよい会社だった。




何故LDHに異動になったかと言うと、

これもまた新垣さんが関係してくるんだけど

とあるお偉いさんが私がデザインした服をアーティストに着せたいと言ったらしく、

そのアーティストがLDH所属のアーティストで、

衣装を見たLDHの社長が気に入って引き抜いてくれたのだ。

しかし、最初は私は断っていて異動する気はなかった。

何度も何度も断ったのだが、新垣さんに『お前が服を作りたいと思う気持ちは無いに等しいな』と言われて火がついてLDHに行くことを決心したのだ。








私がもっと上を目指せるようにと新垣さんの配慮がすごく嬉しかった









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設定タグ:三代目 , 登坂広臣 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2021年3月24日 23時

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