『棘の呪言も中々だよな』五条「狗巻家だしねぇ…」 ページ28
『まぁ次に呪言の説明だが、俺の"呪言"は棘達の様な"呪言師"とは違う。
単純に呪う言葉だ。俺の呪言は棘みたく「動くな」と言って止まる様なんじゃあなくて、シンプルに攻撃特化の呪言だ。
分かりやすく言えばだから…えーっと…
棘のが「動けなくなる」なら、
俺は「物理的に動く手段がなくなる」みたいなもんだ。』
虎杖「うわえぐ…」
五条「これを聞いたあと『やってみるか？』って言われてやろうと思える？？僕怖くていや大丈夫って言ったよ。」
『五条の反応が正しいだろうな。呪縛を食らったあとの呪言は本当に身の危険を感じた様な顔してたぜ。』
五条「恐ろしやー…」
『呪言は他の2つ以上の呪力を食う。呪縛の呪力消費量が5割、呪言の呪力消費量は9割前後だ。呪言を使えば他の術式は使えなくなる。辛うじて肉弾戦に持ち越せる呪力が残る程度になるからな。』
五条「そういえばさ、巴って領域展開出来るよね？」
『ん？まぁな。』
釘崎・伏黒「「領域展開が！？」」
『んだよ…そんなにびっくりする事じゃねぇだろ。』
五条「巴の領域展開惨いよねぇ…なんだっけ…地…えー…地…」
『地獄絵図だろ？』
五条「そうそうそう！それそれ！」
釘崎「名前からしてやばそうね…」
『俺の領域展開は3パターンの術式と違って有効範囲が存在しない。』
虎杖「どゆこと？」
『つまり俺が相手を「視認」したら有効ってことさ。
例えば50m離れていようが相手を視認出来れば、領域展開ができる。』
虎杖「チートじゃん…」
『その分使う時は注意がいるがな。』
五条「すごいよ？巴の地獄絵図。相手の周りに、ﾌﾞｯﾜｧｧｧｧｱｯｯｯてでっかい目がいっぱい出てくんの。そんでその目全部が相手を見つけたら一斉に攻撃される。相手は原型もなくぐっちゃぐちゃだよ。」
伏黒「……想像しただけで鳥肌立ちますね」
『まぁそんなもんだよ。最初に五条が言ったが俺の術式は即死物。だがその分使い方が悪ければ被害が広がるだけ。だからあんまり使うに使えない術式だ。』
五条「しかもその術式のせいで呪詛師やら上の連中にも目を付けられるからねぇ…五条家にも嫁がせろなんて言われてたじゃん。」
『だからだよ。名前も等級も全部偽って呪力も完全に消してる。
今になっちゃ呪力コントロール出来るようになってよかったと思うよ。』
五条「ほんとだよねぇ……」
『まぁ…考えとく』釘崎「ﾜｸﾜｸ……」→←『呪縛の説明だが…』五条「あれは凄かったよォ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆなみん(プロフ) - 悲しすぎて！泣いてしまって！涙が止まらない！天才です！俺より天才です！ (10月5日 19時) (
レス) @page20 id: 0cd8eecdfa (このIDを非表示/違反報告)
獅戸(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます…！！！面白いと言っていただけて嬉しいです！！次の作品でも是非お贔屓に……（（（ (2021年8月27日 0時) (レス) id: 3ac1786402 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - まじで面白かったです！これからも応援しています！頑張ってください！ (2021年8月22日 5時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
自律 - メーカーで作ったのなら，メーカー名描いてください！ (2021年5月21日 19時) (レス) id: 6ea500aa96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：獅戸 | 作成日時：2021年5月18日 22時
