カタイあの人

五条「久しぶり〜✩.*˚」『はいはい』 ページ24

俺は今教室の前にいる。


『………』


今になって教室に入るのに抵抗が現れた。


まぁここまで来て寮に帰るのはそこそこ面倒くさいので教室に入る。


『………』


変わらず無言で入った。その時、




真希「……悪かった。」


あろう事か真希が俺の目の前へ来て深々と頭を下げた。


『…なんのつもりだ？』


真希「パンダと棘と悟に全部聞いた。ずっと悪者扱いして悪かった…今更許される事じゃねぇが謝らせてくれ。」


『……で？』


真希「………」


『謝ってどうするつもり？』


真希「それは……」


五条「そんなにいじめないの。で？どう？体調の方とか。」


『…良くなかったら来ねぇ。』


そう言って狭い教室に並んだ席に着いた。


五条「そっかそっか！」


『………あんたは相変わらずで安心したよ。』


五条「何何？心配してくれてたの？」


『自惚れんなよ目隠し』


五条「以前にも増して毒舌になってる気がするなぁ…」


『…で、一年ズは？』


五条「挨拶にでも行くのかい？」


『………顔だけでも見に行ってやろうって言う先輩の優しさだよ。』


五条「ｸｸｯ…そうかい…じゃあ行こっか！」


真希「おい…！」


『……何か』


真希「…な…なんでもねぇ。」


五条「ん？どーしたの？」


『なんでもねぇ。行くぞ目隠し。』


五条「巴はせっかちさんだなぁ〜…」


そう言って俺は五条と共に一年ズの元へと向かった。

『謝罪を30字以内で述べよ。』五条「え"ｯｯｯ」→←設定<改>

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