『この人の言う事信じらんね…』五条『えー…』 ページ11
どーうも引っかかる。
釘崎だったか。あいつの反応が俺だけ違った。
やべぇ顔してたとか?ないない。ずっと無表情だったんだ。流石にそれはねぇだろ。
釘崎「……京龍先輩って」
『あ"?』
釘崎「…誰か虐めてたりする?」
『…』
五条「……はぁ」
小さくため息を吐く五条先生。周りの3人には聞こえていないみたいだが俺にははっきりと聞こえた。
五条「暗い話やめよー?」
数歩前を歩きながらそういう五条先生。
『……』
どの道1年生は味方に付け難いか。まぁそうならどうでもいい。五条先生だけでもこちらに付けば心強い。
『…まだ目的地には着かねぇのか』
五条「そろそろだよぉ〜ん」
臭い匂いが近くなってきた。そろそろと言うのは本当らしい。
五条「さー…着いたよ〜」
釘崎・虎杖「えぇぇぇぇぇぇぇ」
釘崎と虎杖は六本木のキラキラした所を期待していたのだろうか。見るからにガッカリしている。
五条「悠仁。」
虎杖「ん?」
五条「はいこれ。」
虎杖「なんこれ?」
五条「呪具だよ。悠仁は宿儺の指を食ってるから呪力が流れてるけど宿儺は出しちゃダメだよ?」
釘崎「は!?」
『……す…くなを……食った??』
釘崎「特級呪物よ!?どうなってのよ衛星概念!!!きしょっ!無理無理無理無理ッ」
虎杖「そんな言わなくてもよくねぇか!?」
『釘崎の言うことには共感だ。お前が食ったのは特級呪物だ。人間が食って無事でいられるような代物じゃねぇ。お前まさか受肉したとか言わねぇよな?』
虎杖「え?受肉してるけど…」
『…はぁぁぁぁ〜…』
五条「んま普通はこうなるよねっ!さっ、2人とも早く行ってきな!」
釘崎「オラ行くわよ虎杖!」
虎杖「ほーい…」
そう言って建物中に消えていく2人。
『特級呪霊を内に宿す高校生とかどこの少年マガジンだよ…』
五条「あははっまぁ大丈夫でしょ!今日試されるのは野薔薇の方だよ。」
伏黒「……」
めっっっちゃ睨まれてるけどどうしたらいいんだよコレは。ええ??
『何。』
伏黒「何も。」
腹立つわァァァ✩.*˚
五条「まぁまぁ仲良く仲良く〜」
『はぁ…』
壁に背を預けスマホを取り出しワイヤレスイヤホンを着ける。
伏黒「…一応現場なんですけど。」
『祓うのは俺じゃねぇ。関係ねぇ。』
五条「んもー…なんで仲良くできないかなぁ…」
五条「相変わらずいい声だなぁ……」→←(お前も十分恥ずかしいよ。)伏黒「お前もな」
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ゆなみん(プロフ) - 悲しすぎて!泣いてしまって!涙が止まらない!天才です!俺より天才です! (10月5日 19時) (レス) @page20 id: 0cd8eecdfa (このIDを非表示/違反報告)
獅戸(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます…!!!面白いと言っていただけて嬉しいです!!次の作品でも是非お贔屓に……((( (2021年8月27日 0時) (レス) id: 3ac1786402 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - まじで面白かったです!これからも応援しています!頑張ってください! (2021年8月22日 5時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
自律 - メーカーで作ったのなら,メーカー名描いてください! (2021年5月21日 19時) (レス) id: 6ea500aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:獅戸 | 作成日時:2021年5月18日 22時