no-side ページ15
その日の夜、ブルーノのBARではカク、ルッチ、カリファ、ブルーノの4人で話し合いが行われていた。
カク「…まぁこんな感じで特に収穫はないわい。」
カリファ「私もね。あの人本当にアレに関して何も言わないわ。」
ルッチ「このままでは任務が伸びるだけだ…！」
そう言ってカウンターテーブルを叩くルッチ。
ブルーノ「落ち着け。焦っても裏目に出るだけだ。」
カク「…まぁ…古代兵器のこともあるが、今注意すべきはAじゃないか？」
カリファ「そう？特に怪しいようには見えなかったわ。」
ルッチ「食堂で、『家を追い出された』と言っていた。本人は特に何もしていないのに、と言っていたがどうにも引っかかるな。」
カク「うむ、何もしていないのに家を追い出される事があるか？」
ブルーノ「…苦戦すると思って、近い奴がいないか手配書を探しておいた。」
カク「気が利くのう。」
ブルーノ「あいつの名前は…なんだったか」
ルッチ「ウラナダ・Aと。」
ブルーノ「…名前は違うが、これを見ろ。」
そう言ってブルーノが取り出したのは手配書。
写っているのはフードを被った男の様な感じだった。
ブルーノ「この手配書、分かりにくいが髪が写っている。
以前ここに来た時に思ったんだが、この手配書と彼の髪の長さが一致する。
そして口らしいものも写っているが、牙の様に全ての歯が尖っている。
彼の口の中をちらっと見た時、この手配書同様牙の様に尖っていた。それも全ての歯がだ。」
カク「……ただしっかりと確定は出来ん…と。」
ブルーノ「ああ。」
カリファ「……彼、ハニートラップが効くかしら。」
カク「恐らく効かんじゃろうな。」
ブルーノ「まさかだろ。」
ルッチ「…見た感じ女が苦手のようだ。」
カリファ「なら私から直接聞き出す手はなくなるわね。」
カク「……ああそうじゃ、今思い出したんじゃが。」
ル・ブ・カリ「？」
カク「Aは時折、その事が起こるのを"知っている"かのような態度を取ることがあるんじゃ。」
ルッチ「…と言うと？」
カク「ある船大工の頭上にいた奴が手を滑らせて道具を落としてしまったんじゃ。
するとAは、それが起こるのを知っていたかのように道具をキャッチしたんじゃよ。」
ルッチ「…気のせいじゃないのか？」
カク「確実じゃ。わしゃこの事から奴は何かしらの能力を持っとるんじゃないかと思うんじゃ。」
ルッチ「有り得るな。」
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モカ - 凄く面白かったです‼更新も頑張ってください‼‼ (2022年8月15日 15時) (
レス) @page35 id: 68e38e087b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 獅戸さん» 無理だったらごめんなさい；；更新がんばって下さいね！応援しますね！ (2021年9月11日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 獅戸さん» 一緒に合作しませんか？ (2021年9月11日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
獅戸(プロフ) - 星猫さん» ジョジョ・呪術(アニメ勢)・ONEPIECE・マギ・はたらく細胞くらいですかね？知識が中途半端なのがありますけど複数のアニメより特定のアニメをじっくり見るタイプです！！！ (2021年9月11日 12時) (レス) id: 3ac1786402 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 獅戸さん» もう一つのｐｃを操作してます。 知ってるアニメは何ですか？ (2021年9月11日 12時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：獅戸 | 作成日時：2021年9月10日 16時
