怠け者の気まぐれ術師は最狂2

4~7 ページ37

『久しぶりだね……ショーネン』

悟「……」

悠「あれ!?姉ちゃん!?」

傑「……アンタ……」

悟「…………」

『もうおしゃべりはしてくれないのかい？』

悟「……どうして生きてたなんて今更聞かない…だけどね」

べシッ!!

『あでっ!!!!!』

悟「俺らが……どんな気持ちで……」

野「先生？」

クッソ……中々に痛いデコピン……

…………！

『ねぇショーネン』

悟「……言うな」

『…………ね「言うな」…………』

傑「…………悟……」

『顔…………濡れてるよ』

それはもう目隠しもびしょびしょなほど

悟「言うな!!!!!」

『アッハッハッハッハッ!!ツンデレかい!?面白いねぇ!!』

野「ねぇ……虎杖」

悠「何となく察したよ釘崎…………どうした」

野「あれ…………ほんとに先生達？」

悠「……」

野「おい」

『初めまして､野薔薇ちゃん』

野「!!」

『私はそこの29歳児の知り合いで野薔薇ちゃんの同級生達の姉､よろしくね』

野「え…………虎杖？…………伏黒？……」

悠/恵「「…………あぁ空が綺麗だ…………」」

野「……おい」

悟「ま、おふざけはこのくらいにしてさ……何の用？」

『……私､これから海外に行こうと思ってね!!挨拶に来たんだ!!』

傑「海外？」

『そう!!ちょっとした野暮用でね』

悟「何しに行くの」

『しつこいな29歳児』

悟「言うまで行かせない」

『……ハァ……全く仕事をしない特級術師(女)に用があるのと』

傑「それ以外にも？」

『"元"星漿体にね』

悟「!?」

傑「……何する気だい？」

『大切なお話をしにね』

悟「…………手ぇ出すなよ」

『流石に女の子には手出ししないよ』

悟「そういう事じゃなくて……もういいや」

お？

悟「死ぬなよ」

『誰に言ってやがるクソガキ』

悠「えっあの五条先生がクソガキ呼ばわり……」

野「え､めっちゃすごい人？」

恵「そんな事は無いと思うが……」

『ねぇ五条』

悟「!!えっショーネンから進化した!!」

『君も……貴方も死なないでね……絶対だよ』

悟「!?」

私の計画は……最悪周りも巻き込む……だから

『大好きだよ､悟君』

今のウチに想いだけでも…………

悟「はぁ!?おい!!」

『じゃぁーね!!また今度!!』

そう言って私は離れた



















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傑「悟……」

悟「傑……」

傑「ずるい」

悟「あんなん殺し文句だろぉ……」

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