ポアロの新入りは腐女子でした。【名探偵コナン】

5話 ページ6

安室透side


物わかりはいいが、どうやら計算とかは苦手なようだな。

高校中退らしいし...勉強についていけなくなったとかそんなところだろう。


容姿端麗のうえに頭脳明晰だったら、さすがに怖いしな...なんて思いながら休憩室に俺は入っていった。



ん？なんだ、これ


机の上に紙が置いてあることに気づいた。



Aさんか、梓さんのか？


紙が何枚も重なっている...なんだこれ


俺は何も考えないで、紙をペラリとめくってみた。めくらなければよかったんだ...



そこには、イケメンの部類に入る男性二人が......もう解説するのはやめよう。とりあえず、腐向けな絵だ。しかもめちゃくちゃ絵が上手い...あとは察してくれ


きっと梓さんではない。Aさんだ...多分



俺は静かに紙を置き、静かにこの場を立ち去ることを心に決めた。


降谷零...お前は何も見ていない

お前は何も知らない。あんな場所にあんな紙を置いているのが悪いんだ...



そこで第ニの事件が起こった。

静かに紙を置き、静かに立ち去ろうと後ろを向いたらAさんがいたのだ。



あ、コレ死んだわ

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