私のヤンデレ彼氏は赤井秀一

ヤンデレ1 ページ2

「今日はどこで何をしていたんだ」




......また始まった




いつもこうだ。何かあったらすぐに問い詰めてくる。




昨日も、一昨日だって......そんなに私が心配なのだろうか




『今日はFBIの仕事を終えて、帰り道に蘭ちゃんと新一君に......』




そこまで言いかけてハッと口をおさえた。




秀一の前では他の男の名前は禁句だ。




例え蘭ちゃんという相手がいる新一君の名前だって......




「ホォー、新一君とどうしたんだ？」




少し笑顔がひきつっている。怒っている......めちゃくちゃ怒っている




『ちょっと道端で話しただけだよ？』




道端で話しただけなんて大嘘。




本当はポアロに行って30分くらい談笑していた。




だが、それを言ってしまうと秀一の怒りは増すことだろう。




何故なら、ポアロには安室さんがいるからだ。




少々心が痛むが、秀一に嘘をつくことにした







反対にこの日々にうんざりしている私もいることにまだ私は気づいていない。

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