【HQ】フード被りの男バレマネは、世界ユースに入っているそうです ＜合宿編＞

見えない５３ ページ37

夢主side

及川「相手を騙す感じ？」

『まぁ、そんな感じですね。』

合宿の試合で私が光君にやったヤツだよ

及川「分かった！やってみる！！」



ｼｭｯ



ﾊﾞﾝｯ



『そうです！流石セッターですね！トスがとても綺麗です！でも、スパイクモーションからのトスもバックに上げることになったら、体制をあまり崩さないようにしてください！』

及川「ありがと☆」

星がウザイですよ〜


もう、教えるの疲れたよ……








あ、もう7時だ。

『では、皆さん！練習終わりです！私は違う仕事もあるので、合宿所に居たり居なかったりするのでよろしくお願いします。お疲れ様でした〜』



よし、今日は終わり。


明日から、また"仕事"頑張らなきゃなぁ








〜次の日〜




また、同じような毎日を送る。




朝早く起きて、自主練して、ご飯を作り、みんなを起こして、マネ業をして、悪役になって、軽蔑されてる。夜は、第三体育館で蛍達と練習して、一日が終わる。

最近、ユースの練習が忙しくて夜中に帰って来ることが多くて、三連続オールです………



『(今日も悪役かぁ。)』


『(なんだろうなぁ、信じるって。)』


『(捨てられた私には分からないや。)』



なんで…かな？


私はドリンクを作っているはずなのに、手首に"赤いもの"が流れている。



ﾌﾗｯ




あ、また見えない。


完全に見えないわけじゃないけど、ほぼ見えない。


ｶﾞｻｶﾞｻｯ


『！？……誰？』

見えないから、呼ぶしかない。

「失礼デショ………？？A、見えてない？」

あ、その声…

『その声って……蛍？』


月島「正解。見えてないの？」

『ほぼ見えない。』

月島「分かった。今日は少し休みな。赤葦さん達に言っておくから。」


『…………あ、う、わかっ、……た…………』


月島「それって、分かりたくないデショ」


『だって………』


だって、ねぇ？


迷惑は掛けたくないですもん。


『でも、ダメって言っても言うんでしょ？』

月島「当たり前じゃん。」

ほら、結局意味無いんですよ。


月島「とにかく、安心しときなよ。(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ」




⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄


い、今、頭…………


月島「何照れてんの。」


『だっ、あ、……んもう！急にそんなことしないで！』

月島「(ｽﾙｰ」


『もういい(*-ω-)』


バカ…………そんなの反則//


好きになっちゃうじゃん。
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コメ、お気に入り、hitいつもあざっす！

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