抹消少年【ヒロアカ】

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「__爆豪少年がいたぁ！！」

消「...ん？」

いきなりオールマイトの声が聞こえたかと思ったら、俺達の横を風のように抜けて勝己の方へとオールマイトが走っていった

オ「爆！豪！少年！」

オ「言っとくけど…！自尊心ってのは大事なものだ。
君は間違いなくプロになれる能力を持っている！！
君はまだまだこれから「離してくれオールマイト歩けねぇ…」…ん⁇」

爆「言われなくても、俺はあんたをも超えるヒーローになる！」

オ「あっ…うん…」

消「すごい。オールマイトだ」

本物見るの、約一年ぶりか？なんか遠い昔のように感じる

緑「なんか優くん、冷静だね。オールマイトがいると大抵の人は騒ぎ出すのに」

消「今日はそれ以上の驚きがたくさんだったからなんかオールマイトのインパクトが薄い」

緑「あはは...ごめん」

消「それに憧れではあるけどオールマイトをリスペクトしてる訳じゃないからってのもあるかな」

緑「そういえば優くんの一番好きなヒーローってイレイザーヘッドだっけ？」

消「そう！同じ個性だし、単純にかっこいいし、戦闘スタイルをちょっとパクってるしね。この学校にいるらしいから一度会えたらいいなぁって思ってる！」

でも取材とか嫌いだからあまり雑誌にのらないし、グッズもないんだよね...会えたらサインとか貰えるかな？

緑「え、イレイザーヘッド、僕達のクラスの担任だよ」

ん( ˙꒳˙ )？

消「今、なんて言った？」

緑「えっと、イレイザーヘッド、僕達のクラスの担任だよ」

ん！？

消「それまじ！？」

緑「う、うん」

消「え、じゃあ今度ずっくんのクラスに行って、いやでも必ずいるとは限らない...職員室行くか？ダメだ。入りずらい。そこまでのメンタル俺にはない。それに他のヒーローもいる前でサイン貰いに行くだけってのもあれだし...」

緑「ゆ、優くん？大丈夫？」

消「え、あ、うん。大丈夫。ってか本当なんだよね？まじで担任なんだよね？」

緑「うん、担任だよ」

消「そうか…今すぐ会いたいけど…よし決めた！俺がヒーロー科に行ってからサインは貰う！」

そうすれば堂々と喋りかけることが出来るもんね！
あ、でもたまたま会った時ように一応色紙は持っておこう

爆「おい優斗！いつまで喋ってんだ！帰んぞ！」

消「ん？分かった！ごめん、呼ばれたから行くね！じゃあねずっくん！」

緑「え、あ、うん！じゃあね！」

消「えぇと、オールマイトもさようなら！」

オ「あ…あぁ…さようなら」

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