無邪気な天使 ページ23
水を買いに行った俺、チタ.レオパルドは今、レオナ先輩の知り合い(血縁関係の可能性大)であるチェカくんを連れて、保健室へ向かっていた
いや、何でこうなった？
第一、この子って本当にレオナ先輩の知り合いなのか？でもおじたんって言ってたよな...
って事はこの子も王族って訳で...考えるのはやめよ
まぁ合わせてみれば分かるか
チェカくんを片手にしばらく歩き、保健室の前に着くと降ろした
『それじゃあ開けるよ』
「うん！」
元気に返事をしたのを確認してから扉を開ける
すると、チェカくんはひょこっと隙間から覗き込み、パァっと顔を輝かせ、おじたん！！見つけた！！と走っていった
遅れて中に入ると、俺が保健室を出る時には眠っていたラギー先輩、レオナ先輩、ユウくんは起きていて、チェカくんはレオナ先輩のベットによじ登っているところだった
おじたんの正体、まじでレオナ先輩だった
「おいチタ、これはどういう事だ」
『いやぁ、水を買いに行ったらおじたんを探してるって言われて、連れてきました』
簡潔に説明をすると、余計な事をしやがってとでも言いたげな視線を向けられた
俺は親切心から迷子を保護者の所まで連れてきただけです
その後はチェカくんの独壇場だった
レオナ先輩を恐れず、というか好き好き大好きと全身で表しながらの怒涛のお話
今日の試合の感想、次はいつ帰ってくるのか、手紙は読んでくれたか...遂にはレオナ先輩の腹の上に乗って行ったりもしていた
すっげぇ大物だなぁ
そんな天使のペースに呑まれてしまったレオナ先輩の威厳は全くなかった事は言わなくても分かるだろう
そのせいかエースくんもレオナ先輩をおじたん呼びで弄りだし、今日出来た傷にダイレクトに響いた。めちゃくちゃ痛かった
それは顔を青くさせたお付きの人がチェカくんを迎えに来るまで続き、帰った後はある人は笑い疲れ、ある人は体力面、精神面ともに疲弊していて、早く寝ようとみんなそそくさと各自の寝床へと戻って行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか！！！ありがとうございます！！私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！！！ (2020年6月22日 16時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！！ (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カイルマ | 作成日時：2020年4月26日 4時
