待ち時間の間に... ページ35
その日の午後九時__
話を聞くだけならとモストロ・ラウンジへとやってきた俺らはこの時間帯にしては賑わっている店内に驚いた
ジャックは前回同様、敵の縄張りだっ的な事を言ってたけど、正直言ってちらっと盗み見たドリンクが美味しそうで飲んでみたい
傍から見たら意識の温度差が激しいんだろうなぁと思っていると、双子が俺らを見つけたようでコツコツと靴を鳴らしながら近づいてきた
「あ〜、小エビちゃ〜ん。いらっしゃい〜。それにウニちゃんとぉ...誰？」
あ、俺昼の時に認知されてなかったのね
俺はウニじゃねぇ！と抗議しているジャックを無視して付き添いですと言うとふーんと興味なさげに言われた
「おや...これはこれは。早速のご来店ありがとうございます」
テンプレのような挨拶とともにこの店は初めてですか？と質問される
「昼から思ってたが...あんた、分かってて質問するのが趣味なのか？」
「ふふ、念の為ですよ」
ラウンジを利用する際の説明を受けたが、ルールをしっかり守って過ごしてねって感じだったので、そりゃそうだろうなと思った
「さて...お客様、本日のご要件は？」
ユウくんが支配人と話がしたいというと、直ぐには対応出来ないから待っていてくれと言われた
その際、この店はワンドリンク制なのでドリンクを一杯頼んで下さいとジェイド先輩がイソギンチャクを呼ぶと、ドリンクを運んでいる途中だったエースくん達が今は無理と答える
すると、ジェイド先輩がイソギンチャクの分際で口答えとはいい度胸ですねと呟き、それに反応するようにエースくん達の頭のそれが引っ張られるように動く
かなり痛いらしく、騒ぐ二人にユウくんが流石にやりすぎです！と抗議した
「おや、困りますねぇ、お客様。先程も申し上げた通り、ラウンジでは僕達のルールに従って頂きませんと」
「言う事聞かない困ったちゃんは、オレたちが絞めていいことになってるんだよねぇ」
それにジャックが新人いびりを見せられて気分が悪いと言うと、じゃあお前らが代わりにやる？とフロイド先輩が言ってきた
するとエースくんがそれはいい！臨時の手伝いって事で！とポンポンと話が進んで行った
それには勿論反論したが、なんだかんだ優しいジャックは手伝いをする事にしたそうで、さっさと終わらせるぞと妙にやる気だった
...え、俺？
ドリンク何飲もうかなぁっとメニューを見てたらジャックに首根っこ掴まれて強制労働させられましたがなにか？
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カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか！！！ありがとうございます！！私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！！！ (2020年6月22日 16時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！！ (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイルマ | 作成日時：2020年4月26日 4時
