感動...? ページ20
結果だけ言うと、全員で魔法を打ち込み、何とかレオナ先輩の暴走を止めることに成功した
今は気絶しているレオナ先輩をグリムが必死に起こしている所だ
「オイ!起きろ!」
「...あ?」
あ、起きた
未だ意識が定まってないのかダルそうに起き上がったレオナ先輩に学園長が近づき、今までの経緯を伝えた
すると覚えていない様で嘘だろと驚いていた
「そんな事より、マジカルシフト大会がもう始まっちまう。オマエが自白してくれねぇと、俺様がご褒美に試合に出してもらえねぇんだゾ!」
お前は空気を読むという事を知らんのか
ジト目でグリムを見つめてしまう
場にあっていない言葉にレオナ先輩が不思議そうにしているとジャックが説明する
グリム達がこの事件を調べていた理由に驚き...よりも呆れた様子でラギー先輩が反応していた
学園長が今回の事件についてレオナ先輩に問うと、あっさりと認めた
その結果、サバナクロー寮は今回の大会は失格、今後の処分は被害者の人達との話し合いで決まることとなった
「学園長、待ってください」
これで終わりかと思っていると、リドル先輩の声がかかった
先輩の方を見てみると、今回の事件の被害者の人達が集まっていた
「学園長、俺達被害者全員からお願いがあります」
顔にクローバーのペイントがされた人が前に出る
そのお願いは、サバナクローを失格にはせず、出場させろというものだった
「なんですって?つまり...彼らを許すと?」
え、この人たちそんなに優しいの?
ラギー先輩達もそれには驚いたようで、目を大きく見開いていた
...が、やっぱりそう上手くはいかなかった
「いいや、許すわけじゃない」
「サバナクロー寮に欠場されると、気兼ねなく仕返しができないからな」
さっきまで感動ムーブだったのが一変、被害者全員の戦意の高い目が俺達を射抜いていた
どうやら学園内での私闘は禁止だが、マジカルシフト大会は魔法を使ったスポーツ、別名:魔法力を全開で戦うフィールド場の格闘技だからここで仕返しをしてやる!という事らしい
『嘘でしょ...』
俺は近くにいるレオナ先輩達を見る
うん、俺を含めみんなボロボロだ
こんな状態で集中攻撃されるのかと思うと...
同じ事を思ったのか学園長がサバナクロー寮は大丈夫なのか?と声をかけてきた
「ふ...ははは!ナメるなよ、クロウリー」
どうやらレオナ先輩はやる気のよう
みんな、闘争心...高すぎやしませんか?
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カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか!!!ありがとうございます!!私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです!!これからもよろしくお願いします!!!! (2020年6月22日 16時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです!更新頑張ってください、楽しみにしてます!! (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カイルマ | 作成日時:2020年4月26日 4時