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俺は職員室の扉を閉めて、昇降口に向かう。頭の中ではずっと相澤先生が言ったまたなって言葉が繰り返し流れている。またな、だって！やばい、ニヤけが止まらない！！
それにイレイザーヘッドの本名もしっちゃった！
相澤消太。普通科の先生は見た事あるけど、よく知らないヒーローだったから全員まとめて先生って呼んでた。これからはイレイザーヘッド、相澤先生が担任。楽しみすぎる！
俺は色紙を両腕で大事に抱え、スキップで昇降口に向かうと、不機嫌オーラがプンプンの勝己が靴箱に背中を預けて立っていた
消「ごめん！遅れた！」
爆「...さっさと帰んぞ」
消「分かった。ちょっと待ってて」
俺はいそいで靴を履き替えると、歩き出していた勝己に追いつこうと、駆け足で近付いた
消「おまたせ！」
勝己は俺を肩越しに見ると、舌打ちを一つし、前に視線を戻す
爆「やけに上機嫌だな」
消「実はさ、イレイザーヘッド...相澤先生にサインを貰ったんだよ！それにヒーロー科へ行く事も決まったし、嬉しい事がありすぎてやばい！」
爆「...俺んとこのクラスに来んのか？」
消「多分ね！」
爆「そうかよ」
お、心做しか不機嫌オーラが小さくなったような
消「気分なおった？」
爆「あぁ？」
消「だってさ、さっきから不機嫌ですってオーラがプンプンしてたし、体育祭の最後であんなに暴れてたしね。何があったの？」
勝己は下を向いて少し間が空いた後、ポツリポツリと話し始めた
爆「...決勝で、半分野郎が火を消しやがった。デクには本気で戦ったくせに、俺との試合では手を抜きやがった...！」
半分野郎ってのは轟の事かな？
消「俺は寝てて知らないけど、つまりは本気で戦ってくれなくて嫌だったって事？」
爆「あんな勝利は勝利じゃねぇ！！」
勝己は俺の襟を両手で掴みながら吠えるように言った
消「でもさ、轟も色々あったんじゃない？家の事とか...」
爆「あいつの事情は知ってる」
消「知ってんだ」
爆「デクに話してるのを聞いた。でも俺にゃ関係ねぇ。正面から向かって来るのを完膚なきまでに潰さなきゃ意味ねぇんだ」
勝己が俺の胸に顔を埋める。こいつもこいつなりに理由があるんだよな
俺は勝己の背に右手を回し、頭を左手でポンポンと叩いた
消「確かに、今回は本気じゃなかったかもしれない。でもさ、何も戦えるのが今日だけって訳じゃないでしょ？だったらこれからもずっと轟に勝っていけばいいじゃん。そうすれば勝己は轟に完全勝利じゃん！」
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カイルマ(プロフ) - 青鯖さん» 出来ましたのでTwitterでお願いします！ (2019年1月1日 1時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
青鯖(プロフ) - カイルマさん» ツイッターの方でも大丈夫です！！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: c8be7af1d7 (このIDを非表示/違反報告)
カイルマ(プロフ) - 青鯖さん» ほんとですか！？ぜひぜひ！ってかお願いします！えっと、じゃあ、もし描くことが出来たら私Twitter作る予定なのでそちらでやり取りということは出来ますか？もしあれでしたらここでやり取りでも大丈夫です！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
青鯖(プロフ) - 夢主を……描きたいですっ！ (2018年12月31日 22時) (レス) id: c8be7af1d7 (このIDを非表示/違反報告)
カイルマ(プロフ) - まつりさん» そう言って貰えて嬉しいです！頑張って書いていきますね！ (2018年12月28日 21時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイルマ | 作成日時：2018年12月25日 21時
