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YOUside
家の中は静まり返っていた。
「オッパ、ただいま…」
部屋を覗くと、まだ眠っていた。
TH「俺、お粥チンしてくるよ」
キッチンへ行ってしまったテヒョンオッパ
お腹減ってるよね、起こさなきゃ
「オッパ、オッパ」
オッパの体を揺らす
す、すごい筋肉…
JK「、ん…」
う、寝起きもイケメン…
「オッパ起きて、お粥買ってきたよ」
オッパの顔を覗き込む
JK「…天使、?」
まだ寝ぼけてるのかな?
JK「まさか、俺Aを置いて死んだのか、?!」
TH「なーに寝ぼけてんの」
ノックもせずに、お粥を持ったテヒョンオッパが入ってきた。
TH「じゃーん!テヒョン特製お粥ー!」
JK「腹壊しそうなのでいらないです」
TH「なにー!俺が丹精込めてチンしたのに!」
JK「なあんだチンか」
言い合いが終わると、こちらを見つめるオッパ。
JK「A」
なんだか、上目遣いでかわいい…
JK「アーンして?」
「うっ」
眩しい…
恐る恐るオッパの口元に、お粥の乗ったスプーンを近づける。
JK「あちっ、」
「ご、ごめんなさい、!」
わざとらしく赤くなった舌を見せてくるオッパ
フーフー…
火傷しないよう、念入りに息を吹きかけて再挑戦
JK「ん、おいしい」
TH「もーお見せつけないでよね」
JK「Aが食べさせてくれたから、力がみなぎるよ」
TH「もー俺ゲームしてくる」
JK「たまにはAにお世話してもらうのも悪くないね」
いつもよりも少し弱々しく笑うオッパ
思わずオッパの体を抱き寄せた。
JK「っ!A?」
「オッパ、はやく元気になって…」
そう呟くと、力強く抱きしめ返され
ムチュー!
ほっぺにキスされた
JK「あーもう可愛すぎる…風邪じゃ無かったらほっぺじゃ済まなかったよ」
TH「ジトー」
ドアから顔を覗かせるテヒョンオッパ
TH「Aは俺とゲーム!ジョングクは熱下がってないんだから、早く寝な!」
JK「チッ」
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作者名:かんちゃん | 作成日時:2020年3月8日 14時