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JKside
Aが呼んでいると分かっていても、なんとなく寝ているフリをした。
「…ごめんなさい」
少しだけ潤んだ声をしていた。
「…ライブで疲れてるのに、こんなとこで寝かせちゃって」
「太ったのはオッパのせいじゃないのに…」
「…オッパ大好き」
JK「Aっ…」
1人で喋り続けるAに我慢出来なくなってしまった。
力いっぱいAの体を抱き締める。
JK「デリカシー無いこと言ってごめん」
「ううん…」
ゆっくりと俺の背中に手を回すA。
JK「どんなにAが太っても、可愛いし大好きってこと言いたかったんだ」
「…ありがとう…」
暖かい
Aの温もり…
JK「…ん?」
「…?」
JK「…A、あつい」
体を離してAの顔を覗き込む。
ほっぺたがりんごのように赤くなって、目はうるうると涙の膜が張っている。
まさかと思っておでこに手を当てると、
JK「あつっ!」
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作者名:かんちゃん | 作成日時:2020年3月8日 14時