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THside
出ないでよ、なんて言えずにドキドキしてる。
「もしもし?」
Aの話し方は、誰に対しても同じだけど、
「うん、楽しいよ!」
今はなにか特別な感じがする。
「オッパ、代わってって」
iPhoneを差し出すA。
TH「え、俺に?」
ジョングガが俺に代わるなんて。
TH「もしもし…?」
なにかやばい忠告だったりして…
恐る恐る耳を近付けると、
ママ「テヒョン君!好きな食べ物なあにー?」
Aによく似た声に驚く。
TH「えっと、お肉、あとチャプチェ!」
なあんだ、お母さんと話してたのか!
ジョングガが俺に代わる訳ないし、Aとの会話もあんなに短いはずないか!
ホッと安心しつつも、考える。
昨日からジョングガがやけに大人しいんだよな。
いつもならAを守る騎士みたいに、俺を近付けさせないのに、
朝見送りだって元気がなかったもん。
拍子抜けしたと同時に、少し心配になる。
お、俺だってヒョンだもん!
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作者名:かんちゃん | 作成日時:2020年3月8日 14時