６９話 面倒な子 ページ35
＊
「あ"あああああ！！！」
ヴィランのアジトにて、アメリカのNo.1ヒーローであるスターとの戦闘により、彼女の個性"
そんな悶え苦しんでいる彼の周りにはAFOを初め、残ったヴィランメンバーがいた。
もちろんその中には光弥の姿もあり、鬼の面をつけたジュジェの格好で箱の上に座り、弔をジッと見守っている。
「大丈夫だ、もう1人の僕。大丈夫、因子が混線して不調をきたしているだけだ。時間が経てばまた個性を使えるようになる」
AFOが弔にそう伝えるが、「殺してやる、殺してやる、憎い」と怒り狂っており、声が届いているのか不明だ。
それでもAFOはニタニタと不気味な笑みを浮かべている。
「オールマイトの面を誰かが憶えている限りこの苛立ちは消えない」
「意識が融合してきている。伝わってくる、激しい怒り。弔の憎しみを僕は共有している」
AFOは嬉しそうにそう言うと、弔から視線を外し光弥達の方を見て口を開く。
「新秩序は奪れなかったが、最大の障壁を取り払えたとも言える。気楽に行こう、一枚の青写真に固執するのは良くない事だ。折角準備をしてくれていたところ悪いがもうしばらくステイだ」
「ムリだね限界。今日も元気に父親が飛んでる、耐えられないね」
荼毘がすぐに反論した。
AFOは表情を崩さずに彼の方を向き、「燈矢くん、僕と君は似ているけど一つ違いがある」と言った。
「完全な肉体はお預けをくらい、緑谷出久は堅固な雄英に戻ってしまったが、僕は燈矢くんと違って友達が多いんだ」
「友達？誰だよソイツ」
「時期に分かるさ。それと光弥くん、君はその友達の所に行って一緒に遊んでおいで」
「はい、分かりました」
「は？ちょっと待て。何で光弥は良いんだよ？」
「友達がいる所には
「……」
「じゃあいってきます」とアジトから出ようとする光弥の前に、「待てよ」と荼毘が立ち塞がった。
「…何ですか？」
「お前…ホントに光弥か？」
「俺以外に何だって言うんですか？」
「それを確かめてんだよ。その面外して顔見せろ」
「嫌です。メリットがありません」
「っおい──」
「燈矢さん。
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真昼 - 下のコメントの名前「明日香」になっていますが、「真昼」の間違いです(⌒-⌒; ) (2023年4月3日 22時) (
レス) @page44 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 更新されていて気付いたら叫んでいたそうです(〃ω〃) とても嬉しかったです！！無理しない程度に頑張って下さい！ (2023年4月3日 21時) (レス) id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
s a e(プロフ) - ゆっくりでいいので、投稿待ってます！ (2023年2月19日 22時) (レス) @page42 id: 2f57eaf439 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ナツさん» お気になさらずに！省略すると分かんなくなっちゃうときってよくあるので大丈夫ですよ！作品の更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2023年1月20日 22時) (レス) id: fd40c107eb (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - シオンさん» 指摘ありがとうございます！こちらのミスです、すみません！ (2023年1月20日 22時) (レス) @page42 id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2022年2月19日 9時
