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＊
「っ！」
「！か、かっちゃん！」
「デク！てめぇは死柄木を止めろ！！」
「わ、分かった！」
ジュジェの足が緑谷に当たる前に、勝己がジュジェに飛び付き緑谷から離した。
その間に緑谷は弔を追いかける。
勝己はジュジェと共に地面に転がると、ジュジェが自分の体を蹴飛ばしてきて距離をとられた。
お互い立ち上がった時、勝己が口を開いた。
「…てめぇ、光弥だろ？やっぱ生きてやがったな」
「……」
「おい黙ってねぇで答えろや、光弥！」
「……」
勝己が叫ぶが、ジュジェは何も答えない。
だが、勝己は確信の目をしている。
ジュジェが、双子の片割れで兄である光弥だと疑っていない。
「何とかい──」
「お前が…お前が俺を兄だと思ってんなら、この戦線から離脱しろ」
「…あ？」
「俺はお前を殺せない。けど、他の奴らなら何の躊躇いもなく殺せる」
ジュジェがブンッと右手を振ると、手に着いていたグラントリノの血が地面にピチャッと飛び散った。
勝己はギリッと奥歯を噛み締める。
「仲間が死ぬところなんて見たくねぇだろ？」
「…てめぇ、マジでイカレたな」
「イカレてねぇよ。変わっただけだ。本当にやりたいことを見つけただけだ。それをてめぇに否定される筋合いはねぇ」
「否定なんかしねぇよ。俺は止めるだけだ」
「それを否定っつーんだよ。いいからお前はここから消えろ。俺を
「ざけんな。俺は絶対ぇに──」
＿＿トンッ
「＿＿所詮、お前は何もできねぇよ。命を無駄にするだけだ」
ジュジェが勝己の肩に手を置いて言った後、すぐに弔の援護に向かった。
その後を勝己が追う。
"俺が何を言おうと、お前が俺の言うことを聞かないことなんて分かりきってんだよ"
ジュジェは勝己が自分を追ってくる気配を感じながらそう思った。
そして相澤を討ち個性が戻った弔だったが、身体がそれに耐えられず右肩から胸部にかけて肉が裂ける。
だが、弔はそれすら気にせず攻撃を続ける。
「触れりゃ、終わりだ」
彼が地面に右手を着くと、地面が崩れていく。
プロヒーロー達は緑谷の黒鞭により助けられる。
「おいおい。俺まで巻き込むなよな、弔さん」
ジュジェも個性を使って空へ飛び、崩壊は免れた。
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真昼 - 下のコメントの名前「明日香」になっていますが、「真昼」の間違いです(⌒-⌒; ) (2023年4月3日 22時) (
レス) @page44 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 更新されていて気付いたら叫んでいたそうです(〃ω〃) とても嬉しかったです！！無理しない程度に頑張って下さい！ (2023年4月3日 21時) (レス) id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
s a e(プロフ) - ゆっくりでいいので、投稿待ってます！ (2023年2月19日 22時) (レス) @page42 id: 2f57eaf439 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ナツさん» お気になさらずに！省略すると分かんなくなっちゃうときってよくあるので大丈夫ですよ！作品の更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2023年1月20日 22時) (レス) id: fd40c107eb (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - シオンさん» 指摘ありがとうございます！こちらのミスです、すみません！ (2023年1月20日 22時) (レス) @page42 id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2022年2月19日 9時
