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「……何で死んだのかな？」
「俺が殺したから」
「…何故殺した？」
「弱かったから。爆豪光弥は自分の信念も通せないガキだったから。だから殺した」
「そんな理由で殺したのか？まだ16歳の子供を…！」
ホークスはつい感情的になってしまい声を荒らげた。
そんな彼に、「何怒ってんの？」とジュジェは呆れている。
「お前はもうこっち側なんだろ？だったら子供が1人死んだくらいでごちゃごちゃ言うなよ。どーせこれから、数え切れないくらい人殺すんだからさ」
「っ…そう、だね。ごめんね、まだヴィランに慣れてなくって」
「それは困るなぁ。これから大事な時に人助けなんてされたらたまったもんじゃないから」
「あ、ああ。気を付けるよ。それともう1つ、君に確認したい事があるんだけど…」
「何？」
「君は、爆豪光弥じゃないよね？」
ホークスは真っ直ぐとジュジェを見つめる。
周りにいる荼毘達の表情が少しだけ険しくなった。
何か助け舟を出した方が良いのか、と考えている間に「どーしてそう思ったんだ？」とジュジェがホークスに尋ねた。
「俺は1度だけ彼に会ったことあるんだ。彼も君と同じくらいの身長でね。喋り方や声もそんな感じだったから」
「へぇー、そう」
「……否定しないんだね」
「否定したところでお前は俺を疑い続けるんだろ？だったら否定も肯定もせずにグレーで行こうってことさ。まぁでも、これだけは言っとくよ」
「何かな？」
「お前がいくら俺を疑っても構わないけど、疑うだけ時間の無駄。もうこの世に爆豪光弥はいないんだから。いない人間を思うほど、無駄なことってないよねぇ？」
ジュジェがホークスに顔をググッと近付けて見上げる。
ホークスは少しだけ身を引き、「…そうだね」と薄く笑った。
荼毘達は何も起こらなかったことに安堵の表情を浮かべた。
「じゃ、俺はこれで」と、ジュジェがその場から立ち去ろうとしたが、「あっ」と何かを思い出しホークスに耳打ちをした。
「爆豪光弥が死んだこと、雄英の1年A組に伝えといて。特に彼の弟の爆豪勝己にね。アイツ、結構良い反応してくれそうだからねぇ」
「…伝えといてって言われてもね──」
「ヒーローに俺達の情報を漏らしてんだから、簡単だろ？」
「っ！？」
「じゃ、頼んだよー」
そう言ってジュジェは信者達を連れてアジト内を散策しに行った。
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真昼 - 下のコメントの名前「明日香」になっていますが、「真昼」の間違いです(⌒-⌒; ) (2023年4月3日 22時) (
レス) @page44 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 更新されていて気付いたら叫んでいたそうです(〃ω〃) とても嬉しかったです！！無理しない程度に頑張って下さい！ (2023年4月3日 21時) (レス) id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
s a e(プロフ) - ゆっくりでいいので、投稿待ってます！ (2023年2月19日 22時) (レス) @page42 id: 2f57eaf439 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ナツさん» お気になさらずに！省略すると分かんなくなっちゃうときってよくあるので大丈夫ですよ！作品の更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2023年1月20日 22時) (レス) id: fd40c107eb (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - シオンさん» 指摘ありがとうございます！こちらのミスです、すみません！ (2023年1月20日 22時) (レス) @page42 id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2022年2月19日 9時
