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馬鹿にされたように言われたホークスは、「なら君はどうするんだ？」とキレ口調で光弥に聞いた。
光弥は「クッフフッ」と乾いた笑いをし、口を開く。
「もちろん、両方助けないにきまってるじゃないですかぁ」
「ッ！」
光弥の狂ったような笑みに、ホークスの背筋がゾクリと震えた。
彼の目はホークスが今まで見てきた殺人犯の目と相似していた。
彼は平気で人を殺せるのではないかと、思う他なかった。
ホークスは少し身構える。
そんな彼を見ても、表情一つ変えずに光弥は続ける。
「俺はヒーローじゃないから人を助ける義理は無い。それに助けた人が犯罪を起こしたらどうします？あなたはどう責任を取ります？」
「ッ…それは…」
「まさか、自分は関係ないとは言いませんよね？あなたが助けたから犯罪が起きたんです。あなたが助けなかったら犯罪なんて起きなかったんですよ？」
「…その人が犯罪を起こすなんて限らない「起こさないとも限りませんよ」…ッ」
「可能性はいくらでもあります。だからこれ以上犯罪を起こさない為にも──」
──
そう言って光弥は右手で0の形を作った。
彼の言いたい事はホークスは理解している。
だが、さもそれが当たり前かのように言う彼に怒りとともに恐怖も感じた。
そして光弥の先程のアドバイスについてもやっと理解したホークス。
"
でも、だからと言って救わない理由にはならない。
もしそんな理由で救わなかったら、それはもうヒーローではない。ただのクズだ。
そのことを言おうとホークスが口を開く前に、光弥が先に口を開いた。
「なーんて、全部冗談ですけどね」
「………は？」
「俺が言ったことは全部冗談なんで気にしないで下さいね。じゃ、もう夜も遅いので俺はこれで失礼します。ではホークスさん、またどこで」
そうニッコリ笑い、一方的に話を終わらせた光弥が帰って行く。
ホークスは状況が理解出来ず、彼の後ろ姿をポカンとした表情が見つめる。
ホークスの中には光弥に対する謎が深まるばかりであった。
「…彼は一体、何者なんだ…？」
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いまじなりーふれんど(プロフ) - 結構前の作品に、しかも全然関係ないしなんならこの作品作られた頃には一話も投稿されて無かったかもしれませんけど…！rat on the benchに出てくるブラッドリーさんってキャラにちょっと！本当にちょっとだけ似てる気がする！ブラッドリーさんまあ嘘だけどねて言うから (3月12日 1時) (
レス) @page20 id: b9c047ab39 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 何者か？彼は…彼でs(ry (2021年11月18日 17時) (レス) @page17 id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - あわわ間に合えぇ…間に合えぇ… (2021年10月26日 22時) (レス) @page14 id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 俺も一緒に焼き鳥屋行かせてくれ…焼き鳥食べてぇ…奢るからさ( (2021年10月23日 23時) (レス) @page10 id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - ありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです！ (2021年10月23日 11時) (レス) id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年10月9日 17時
